*山登りできる年齢[第19歩・曇]

今年5月末に
福岡県宗像市にある城山(じょうやま、369m)金山(かなやま、317m)
登った時のこと。


この日は出発が遅く11時40分に城山登山口から登り始め
12時20分に山頂に着いた。
このまま帰ろうか、とも思ったが折角なので、もう一山足を伸ばす事にした。
すぐ北にある金山である。
13時25分に金山の北岳に到着。
ここは眺めが良い。目の前に孔大寺山(こだいしやま、499m)が横たわる。


ベンチが2つあり、1つに先客が座っていた。
相当ご年配の女性2人。年齢は70台半ばくらいと思われた。
聞くと朝7時に湯川山(ゆがわやま、471m)に登ってここまで縦走してきた、
これから城山に向かう、とのこと。


へえと思った。
湯川山からここまでは孔大寺山を越えて来なければばならない。
つまりすでに3つの山を縦走していて、さらにあと1山踏破するということ。
ここまで6時間かかってはいるがそれにしても元気だなと感心した。
こちらは2山でふうふう云っているのに。
元々湯川山、孔大寺山、金山、城山
宗像四塚連峰(むなかたよつづかれんぽう)と云われて
人気のある縦走コースである。


しばらく話をして
2人はお先に、と城山へ出発した。
足取りもゆっくりだがしっかりしている。


山登りは何歳まで可能だろうか?
個人差が大きいと思うが一般に75歳くらいかな、と思う。


ミントはあの2人のように
年齢を重ねても元気に山登りをしたい、とちょっと思った。


夕暮れの宗像四塚連峰(左から湯川山、孔大寺山、金山、城山)