*福岡のおすすめの山2[第51歩・晴]

海音寺潮五郎の「剣と笛」「かぶき大名」読了。
歴史小説の作家だが、短編も文章が読み易いと思う。
「剣と笛」で立花宗茂を人柄が清潔な武将として褒めている。


さて福岡のおすすめの山2回目です。
今回の4つの山は
全て福岡市の西部にある糸島半島(いとしまはんとう)の山です。


3.柑子岳(こうしだけ、254m)
西日本新聞社「ふくおか無名山」でさかんに褒めていた山。
実際登ってみて、なるほどと感じた。
だいぶ登山道や山頂に手を入れているのだろう。
急な登りも木の階段が歩きやすく
また山頂から長浜海岸、博多湾の眺望が良い。
一の谷登り口から南展望所、山頂、北展望所へと辿ったら
そのまま引き返すことをお勧めする。
村上登山口に下山すると帰り道が判りにくいので。
家族づれでどうぞ。
一言で云うと
「家族団らんの山」


4.灘山(なだやま、209m)
時計回りに第2展望台、山頂、第1展望台と回る。
途中の路はマテバシイの樹林が良い。
第2展望台からは糸島半島西部の海岸線が
第1展望台からは半島北部の玄海島や南部の海つり公園などの眺望が良い。
ちなみに玄海島は2005年の福岡県西方沖地震で被害を受けた島である。
もちろん逆回りもOK。
約1時間の散策コースである。
一言で云うと
「周遊の山」


5.可也山(かやさん、365m) 

この山好きなのだが最近登っていない。
師吉公民館(もろよしこうみんかん)のところから登る師吉コース。
小富士梅林(こふじうめばやし)から登る小富士コース
の2つが一般的である。
師吉コースは階段が多いが整備された登山道。初心者向き。
小富士コースは竹林、ロープの多い自然道。ややベテラン向き。
ミントは小富士コースを梅の花の時期に登るのが好きである。
頂上の展望台からは320度の大パノラマである。
なお冬場にイノシシの駆除をしている時期があるので注意のこと。
一言で云うと
「糸島の富士山」


6.立石山(たていしやま、210m)
海水浴場から登る非常にユニークな山。
花崗岩の岩山なので
けずられた石段や岩の斜面をゆっくり登る。
まるで日本庭園のようである。
白い砂利道と緑の松、青い空。
振り返ると玄海国定公園の美しい海が眼下に広がる。

目をやれば海蝕洞窟の芥屋の大門(けやのおおと)が
ウミガメの形をして横たわる。
空気の澄んだ秋から冬がおすすめ。
ミントは今年1月3日に可也山(かやさん)とここに登った。
一言で云って
「きらめきの山」


以上4つの山は海が見えます。
いずれも眺望の良い山です。


立石山から見る芥屋の大門(2度目の写真)