*低山について[第68歩・晴]

九州は北部に高気圧が留まっているようで
鹿児島より福岡のほうが暑いんだそうです。



山歩きを始めてしばらくすると
標高が高いのが立派な山だと考えるようになった。
標高が300m未満の山は貴重な時間を使ってまで登るのが
もったいないと思い
300m以上の山にだけ登るようになった時期がある。


そんな時「ふくおか無名山」(西日本新聞社)を読んで
低くても良い山があるらしいと知った。
福岡県糟屋郡
井野山(いのやま、233m)
糸島の
柑子岳(こうしだけ、254m)
灘山(なだやま、209m)

に登ってその展望の良さに感心した。
同じく糸島の
立石山(たていしやま、210m)
は低山ながら名山だと思った。


低山の山歩きにも良い点がある。


冬場に雪が積もりにくいし、また速く溶ける。
雪山に登らないミントはこの時期、低山が良い。
冬場は空気も澄んでいるので
眺望の良い山は一石二鳥である。


時間がないときに手軽に登れる。
たとえば午後の登山開始だと
下山時に日暮れになってしまう恐れがあるので
2、3時間くらいしか行動時間がない。
この場合低山は便利である。


一般的に危険な道は少ないし
小さな子供連れでも気軽に登れる。
低山の山歩きは捨てたものではないですよ。


H22/08/29雷山944ピークから