台風9号は福岡をそれました。
昨日から雨が降っています。
歴史小説・時代小説が好きでよく読んでいる。
司馬遼太郎から始まって
今は火坂雅志、縄田一男、宮本昌孝を読んでいるし
中国ものでは陳舜臣、井上祐美子、田中芳樹、宮城谷昌光を読む。
歴史小説の中で物語性が強いものを時代小説だとすると
池波正太郎が良い。
真田太平記の他
仕掛人梅安、鬼平犯科帳、剣客商売の3大シリーズを読んだ。
特に3大シリーズは時代背景がほとんど同じであり
作者の江戸ワールドが完全に出来上がっている。
読者はその中で主人公と一緒に行動している錯覚に陥る。
この中では
やはり鬼平犯科帳が良い。
大人の娯楽小説とはこの本をいうのだろう。
鬼平の人物像が良いし、周りの脇役も個性的である。
筋書きはパターンが決まっているのだが
読んでいて飽きさせない。
そして
しばしば出てくる食事の場面などいかにもうまそうである。
江戸時代に戻ったつもりで
うまい蕎麦(そば)を食べ
鬼平犯科帳を読みながら
ゆっくり酒を飲む。
いいですねえ。
博多には蕎麦で飲む習慣がない。
大阪で働いていた時、江坂にうまい蕎麦店があって
年に2、3回そんな事をしていた。
今では出来ませんが。
家ででも良いと思います。
一人でゆっくりしたい時
こんな時間を持ったらいかがでしょうか?