*図書館の本[第81歩・晴]

暑さ寒さも彼岸までとはよく云ったものです。
一雨ごとに肌寒くなります。


津本陽の「薩摩夜叉雛(さつまやしゃびな)」読了。
幕末に薩摩藩の美男剣士が藩の密命を受け
横浜、京都、大坂で活躍する。
薩摩弁が意外となじみやすく、肩がこらずに読めた。


ミントは図書館をよく利用する。
福岡市は10の図書館があって
一人10冊以内、2週間以内で本を借りる事が出来る。


以前は1度に4冊借りていたが
最近は読む時間が減ったので2、3冊である。
文庫本が多い。


ただ図書館のデメリットは
新刊本や人気のある本が少ない事であろうか。
そんな本を読みたい時は「ブックオフ」で購入する。
書店で買うより安い。


当然ながら図書館で借りた本は汚してはいけない。
今年春のことだった。
借りた宮城谷昌光(みやぎたにまさみつ)の「香乱記(こうらんき)」
誤ってしっかり濡らしてしまった。
図書館の係の人に
これは弁償してください、と言われた。
聞くと入手方法は問いませんとの事。
盗んできても良いのだろうか?


やはり前科者にはなりたくないので
ブックオフを3店回って
同じ本を見つけて購入し、図書館に渡した。


本(特に文庫本)を書店で購入しても
2度3度と読み返す事はほとんどない。
かといって買った本を捨てるのももったいない。
結局、家の本の量がひたすら増えてゆく。
こんな経験ありませんか?


だから
ミントは基本的に図書館利用なのです。
汚さないように大事に読みましょう。


グライダー山山頂からの南側眺望