*立石山散歩[第116歩・晴]

今日も天気が良い。
ただ予定があるのであまり遠くへは行けない。
福岡県糸島半島西部の立石山(たていしやま、210m)に登ることにした。
この山、海にきわめて近く
本来は芥屋の大門(けやのおおと)海水浴場から登るのだが
時間を節約するため最短コースをたどる。


10時40分
町道登山口。

ここまで車で登ってきたのでおそらく高低差はあと20mから30m位だろうか。
登山というにはあまりにも軟弱山歩きである。
リュックを背負わずに登る。


立石山は岩山である。
風化した花崗岩なので岩の表面が少しすべるが、特に危険な箇所はない。
写真をとりながらゆっくり登る。
5分位は自然林だが、すぐに岩山の路となる。


日本庭園のような山で非常に美しい。
途中の路から芥屋の大門がはっきり見える。


亀の頭のように見えるところが芥屋の大門


青い空。青い海。最高の気分である。


10時55分
展望所。

立石山のプレートがある。
ここが山頂になったのだろうか?
従来の山頂はまだ先にあるのだが。
非常に眺めが良い。
10分休憩。


姫島(ひめじま)がはっきり見える。
野村望東尼(のむらもとに)が流刑された島である。
彼女は高杉晋作の臨終を看取ったことで有名である。


従来の山頂はこの先なのだがそこは展望がない。
なんとなく進む気がしなくなったので
ここまでで帰ることにする。


11時20分
登山口に戻る。
全行程40分だった。
良い散歩といった感じでした。


<番外編>
時間が早いので山頂から見た芥屋の大門に行く。
立石山から1km位の距離である。


芥屋の大門の駐車場には車が多かった。


芥屋の大門は、日本3大玄武洞のうち最大のものだそうである。
玄武岩の柱状節理であり、遊覧船が海蝕洞窟の途中まで入ってゆくことができる。
30分位のんびり歩く。
展望台からの眺めを楽しみ
黒岩海岸を芥屋の大門のそばまで歩いてみた。





帰りは福岡国際マラソンのコースと重なったため
帰宅するのに時間が余分にかかってしまいました。


***
この2週間で読んだ本です。
「華栄の丘」宮城谷昌光
春秋時代、宋の宰相である華元の物語。
よくこのような人物を発掘できるものだと感心する。


霧隠才蔵(上・下)」火坂雅志
伊賀忍者である霧隠才蔵大坂の陣以降の活躍が面白い。
もちろんフィクションです。