*ミントの街ある記その10[第229歩・晴]

今日はダブル連休の最終日。
舞鶴公園を散歩しました。


位置図

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舞鶴公園のお堀。
ソーラーシステムの水浄化設備が作動しています。
UFOみたいです。


舞鶴公園平和台野球場跡があります。
そのフェンスに幕末の黒田藩家老、加藤司書の事跡が張り出されています。
そのうち人物伝で採りあげるかも知れません。


自宅〜大濠公園舞鶴公園(往復)。
のんびり1時間半歩きました。


自宅の狭い庭に咲いた彼岸花と名前が分からない花。


***最近読んだ本***


「ワイルド・ソウル(上・下)」(垣根涼介
1950年代から60年代にかけて、ブラジルなどの中南米に渡って
苦労をした数多くの移民がいる。
酸性度の強い土壌で作物は育たず、マラリア赤痢になって死亡したり
農業を捨て行方不明になった人も多かったらしい。
成功した人間はごく少数だったようだ。
この作品は現代の東京が舞台で、
悲惨な思いをした南米移民の子孫たちが主人公である。
かつて無茶な移民政策を推し進めた日本政府外務省首脳らの責任は重いとして
復讐を果たす痛快な小説。
大藪春彦賞吉川英治新人賞、日本推理作家協会賞の3冠受賞作。
南米移民問題が、作品の底辺を流れるテーマとなっている。
読んで初めて知ることも多かった。