*笠置山[第250歩・晴]

宮若市飯塚市の境にある笠置山(かさぎやま、425.1m)に登りました。
この山は初めてです。
ミント単独。
<2011年第48回目登山、第63峰>


位置図(写真・地形もクリックしてみてね)

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ルート図(きわめて不正確です)


10時45分
千石キャンプ場に到着した。

ところが登山口が分らない。


ガイド本によると、バンガローがあるところから登れるようになっている。
ここかと思った場所は、赤いテープはあるが、かなり険しそうだ。
他にあるはずだと思い、バンガローの場所から西に歩いてみた。


11時10分
ようやく登山口の標識があった。

ここから登山開始。


最初は竹林。
続いて杉林。
歩くにしたがって感じが良い道になってゆく。


降りてきた男性と話をする。
この山には22のルートがあるそうで、今のこの道は
宮田町(現在の宮若市)が整備をした良いルートとのこと。
22のルートはすごい。本当だろうか。
さっきのバンガロー奥の道も、やはりルートのひとつだったのだろうか。


道は広葉樹の自然林になってゆく。


途中に左手が開けた場所があった。


水の少ない渓流も渡る。


10時47分
尾根道に合流する。左折する。


気持ちよくどんどん進む。
さっきの人以来、誰にも会わない。


山頂近くのロープ場。
最後のひと踏ん張りだ。


12時02分
笠置山山頂。


広い山頂だ。
アカガシ、イヌシデの木がある。
紅葉も残っていた。


山頂は木々に囲まれてはいるが、東方面の眺望が開けている。
少し霞んでいるが、遠くの山々が見えた。


2人登ってきたと思ったら、すぐに降りていった。
一人で食事をとり、ゆっくり休憩した。


12時30分
下山開始。


13時05分
登山口。
駐車場所に向かう。


13時10分
駐車場所に戻ってきた。
猫が車の周りで遊んでいた。


家族連れのハイキングに良い山です。
気分の良い静かな山歩きでした。



***最近読んだ本***


「すべてのものをひとつの夜が待つ」(篠田真由美
18世紀から19世紀にかけて、イギリス、アメリカを中心に流行したのが「ゴシック・ロマンス」。
中世風の城館、隠し部屋や陰謀と復讐、血統の秘密などモチーフとしていて
その後のミステリーやSF、モダンホラーの源流となっている。
ポウの「アッシャー家の崩壊」が有名だ。
この作品はこのゴシック・ロマンスを意識して書かれた作品。
本格ミステリーとしても面白い作品だった。


「ラスト・ワンマイル」(楡周平
この作家は初めてだ。
宅配運送業者が、手詰まりの状況を打開しようと試行錯誤し
ついにはネット・ショッピングモールを立ち上げる。
新たな事業に突き進む社員達の懸命な様子が描かれる。
いかにも実際にありそうな話だ。モデルがあるのだろうか?
経済小説は久しぶりだが、面白くて一気に読んでしまった。