*足立山、戸ノ上山[第253歩・晴]

北九州の山を縦走しました。
小倉北区小倉南区の境にある立山(あだちやま、597.8m)から
門司区戸ノ上山(とのうえやま、517.8m)までの
企救自然歩道(きくしぜんほどう)、約10kmの歩きです。
マロンさん、クロさん、ミントの3人。
<2011年第49回目登山、第64・65峰>


位置図(写真・地形もクリックしてみてね)

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ルート図(一部不正確です)


08時50分
妙見神社

ここには和気清麻呂の像がある。
その像の右横から登り始める。

昨日までの雨のせいか少し滑りやすい。


杉、ヒノキの林の中を歩く。
杉とヒノキの違いは、葉を見ればわかると教えてもらいました。
マロンさんによると、杉葉から線香も作られるそうです。
このメンバーで登ると教えてもらうことばかりです。


09時35分
砲台山分岐。

折角なので砲台山へ寄ってみる。


09時41分
砲台山。
広場といった場所だが、昔は実際に砲台があったのだろう。


振り返ると足立山が良く見えた。


電波反射板のある場所からの眺望を楽しんだあと
すぐに足立山へ向かう。


10時22分
立山山頂。


登ったときは1名いた。
今日は天気も良く眺望が抜群だ。
西の皿倉山(さらくらやま)から眼下の小倉市街、
これから向かう戸ノ上山への縦走路までがよく見えた。


10時30分出発。
いよいよ縦走開始である。
ここから先はミントも初めてだ。


11時20分
沼分岐で小休止する。


このあたりは自然林の連続だ。

花はそれほど見当たらないが、木の実が目に付くようになる。

野いちごや「むべ」の実があった。
同行のクロさんは早速食べながら、「むべ」の名前の由来を話してくれた。
それは・・


昔の天皇が、木の実を食された際、
「おいしい木の実とのことでございます。いかがでしょうか?」と聞かれ
「むべなるかな(そのとおりである)」と答えたのが、由来とのこと。
このメンバーで登ると教えてもらうことばかりです。


さらに歩くと子供が2人いた。
おじいさんと山芋やむべの実を採りにきたらしい。
見ると袋の中に、立派な山芋とむべの実があった。
こうやって書くとなんだか童話みたいです。


ようやく長い自然林を抜けて
12時30分
大台ヶ原

広々とした台地でベンチやテーブルもある。
ここで食事をとる。
7・8人いただろうか。
ゴールデンレトリバーと戯れているグループもいた。


眺めは抜群だが、風が冷たいので、あわただしく食事を済ませた。


12時50分出発する。
最初は防火地帯のような道を行く。
ゴルフ場のフェアウェーを歩いているようで気持ちが良い。

そのあとの急坂はややきついが、北側の眺めが素晴らしい。


13時15分
戸ノ上山に到着。

2名いた。
場所が変われば、少しずつ関門海峡の眺望も変わってゆくので面白い。
すぐ近くに巌流島が見え、遠くは関門橋までが見えた。
今日のピークハントはこれで終了。
ここまでは順調だった。あとは無事に降りるだけ。


13時30分出発。
滑りやすい急坂に気をつけながら降りた。


14時15分
寺内(じない)バス停に降りてきた。
その時すぐにタクシーがやってきたので乗車できた。
後で聞くと、ここはタクシーがあまり通らない場所らしい。
非常にラッキーだった。


14時35分
妙見神社の駐車場に戻る。
料金は2,410円。


休憩を含めての行動時間は約5時間半でした。
全行程では10km超です。久しぶりに良く歩きました。
マロンさん、クロさん、話題に出してすみません。
そしてお疲れ様でした。