*涌蓋山[第298歩・晴]

4月15日、熊本・大分の境界にある涌蓋山(わいたさん、1499.5m)に登りました。
大分側からもルートがありますが、今回は熊本県小国町からの登山です。
ミント単独。
<2012年第16回目登山、第19峰>


位置図

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ルート図(当初の予定)
予定ではこのはずでしたが・・


結果、こうなりました。
いつもながら不正確です。


「はげの湯」という、冗談のような名前の温泉がある。
蒸気が噴出していた。
天気は最高だ。


ここかなと思った登山口だが、立入禁止になっている。

先に進んだ。


ここも登山口と思うが、やはり立入禁止になっている。

仕方がないのでさらに先に進んだ。


09時46分、駐車スペースがあった。1台停まっている。
よく見ると、ここに標識がある。

涌蓋山の「涌」の文字が、「湧」になっているが間違いないだろう。
車を停めて出発する。


林道を歩く。
道は荒れているが、わりと平坦なので楽だった。


10時13分、涌蓋山登山口。


ここから約1時間で山頂と書かれている。
ここまで30分弱で来たのだから、だいぶ時間を節約したのではないだろうか。
ここからが本格的な登山だ。


ミヤコザサの茂る急斜面をあえぎながら、休憩をはさみつつ登る。
見上げるとカラマツの木。


時々ふり返って見る。まさしく絶景。


アセビの花だろうか。沢山咲いていた。


ヤマキリシマの木もある。
あと2ヶ月もしたらきれいだろう。


それにしてもこのコースはひたすら急坂だ。
今回初めて登ったが
涌蓋山のコースで一番きついかもしれない、と思った。
ふり返ると北方向に、かつて登った万年山(はねやま)がはっきり見えた。


途中で一人の登山者に追い抜かれた。
この人が言うには
はげの湯から登ってきたが、道が不明で登山口まで2時間かかった、とのこと。
それは大変でしたね。


11時23分、草原の山頂。大勢の登山者がいた。
気温は14℃。寒くも暑くもなくちょうどいい。


名前がいまいち良く分からないが、
阿蘇の外輪山や、九重連山の山並みだろう。
素晴らしい大展望だった。
阿蘇も九重も、ここに登るとお隣さん、といった感じだ。



食事にしようとしたら、写真を撮ってほしい、と頼まれた。
撮り終わって、今度こそ食事をと思ったら、また写真を頼まれた。
どうも落ち着かない。
山頂標識のそばに座っているせいだ、と気づき場所を移した。


11時51分、下山開始。
来た道を戻る。


12時44分、駐車場所に戻った。
車が5台になっていた。


真夏以外なら、草原の山は大好きです。
今度は大分側から登ってみたい、と感じた山でした。


翌16日は仕事でしたので、そのまま熊本に向いました。
熊本の見物もしましたが、そのレポは後日に。


[平成23年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20111231


[平成22年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20111230



***最近読んだ本***


プラチナデータ」(東野圭吾
娘から借りて読んだ。
この作品は、人のDNA情報を国が管理する近未来を描いているが
こんな社会にしてはいけないと思う。
真犯人は意外だったが、犯行の動機が弱い感じがする。
映画化が進められていて、来年公開らしい。