*貫山[第302歩・晴]

北九州のカルスト台地平尾台の北端に貫山(ぬきさん、711.6m)があります。
草原の山であり、木かげがないので真夏はつらいですが
今の時期は新緑と花で最高だろうと思い、2年ぶりに登りました。
<2012年第19回目登山、第23峰>
ミント単独。


位置図

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ルート図(すごく不正確です)


10時44分に「平尾台自然の郷」の有料駐車場に入った。
ここが登山口に一番近いと思ったからだが、もっと近い無料駐車場が
吹上峠にあると分かり、係員さんに頼んで出してもらった。


11時02分、吹上峠の駐車場から出発する。
天気は快晴で最高だ。


11時04分、登山口から登り始める。『大平山散策路』の標識があった。


なお大平山は「おおへらやま」と読む。
花を写真に撮りながら、東北方向にゆっくりと登ってゆく。


時々ふり返ると眺めが良い。
車を停めた駐車場が小さく見える。


11時36分、大平山(587m)山頂。
眺めが良い。10分ほど休憩した。


11時45分、貫山に向って出発する。
平尾台の特徴だが、羊のような石灰岩が点在するので
『羊群原(ようぐんばる)』と呼ばれている。


多くの人とすれ違うがあまり挨拶されない。
サングラスのせいだろうか?


12時02分、中峠への分岐。

ここから右折し、中峠経由で山頂を目指すことも出来るが
近道らしいので、このまま直進することにした。


この近道は15分ほどの厳しい登りだ。
ふり返ると、右後にドリーネ(石灰岩が溶けて出来る窪地)が見えた。
今登ってきた大平山も見える。


やがて平坦な道になる。
右手の中峠方面からも登山者が登ってくるのが見えた。

空にはパラグライダーやハンググライダーが飛んでいる。
なんと雄大な景色だろう。


12時20分、四方台(しほうだい、618.7m)に着く。
ここから左折する。


登山路はまるで轍のあとのようだ。

最後の登りはきついが、山頂が次第に近づいてくる。


12時41分、山頂。


東方面の眺望が良く、北九州空港が見えた。
のんびりと食事をした。


13時04分、下山開始。
四方台を今度は直進して進む。


13時37分、分岐で誤って右折したが、左折が正しい。
すぐに気づいて戻った。


13時43分、中峠(479m)。
広谷湿原への分岐でもあるが、今回は行かない。
ここから舗装路を下ってゆく。


13時54分、茶ヶ床園地(ちゃがとこえんち)に着く。
多くの人がいた。
10分ほど休憩した。


あとは吹上峠をめざして
羊群原の中を歩いた。


14時33分、駐車場に帰り着いた。



非常に気分の良い山歩きでした。
このあとは花の写真です。




[平成23年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20111231


[平成22年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20111230


***最近読んだ本***


「王家の風日」(宮城谷昌光
殷王朝の宰相「箕子(きし)」の生涯。
彼は、評判の悪い紂王(ちゅうおう)に仕えていたが、国のために死力を尽くした。
殷の国は商(しょう)とも呼ばれていたと始めて知った。
その人々が「あきない」を最初に始めたので、「商人」と呼ばれるようになったとのこと。