*犬ヶ岳[第307歩]

5月12日に引続き、13日も山に登りました。
ミントにとっては始めての犬ヶ岳(いぬがたけ、1130.8m)登山です。
マロンさん、ヨウさん、ナオさん、ミントの4人。
<2012年第23回目登山、第29座>


2012年5月13日(日曜日、晴)、犬ヶ岳


位置図

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ルート図(一部不正確です)


07時30分、山荘のご主人が作ってくれたおにぎりを持って出発する。


08時28分、相ノ原集落の先にある登山口に着く。

前日のアルコールは何とか身体から抜けたようだ。
元気を出してさあ登ろう。
ツクシシャクナゲが待っていてくれるだろうか?


4人とも始めて登る道。
作業道のような林道をひたすら登る。
最初は舗装されているが、次第に荒れた状態になってゆく。
まわりには良く整備された杉林が続く。


09時05分、取付き地点。
ここから登山らしくなる。


きつい坂道が続いた。


09時36分、笈吊(おいづる)峠に到着。


さっそくのシャクナゲが出迎えてくれた。


西に歩き始めると笈吊岩がある。
ここを通過するのに
スリリングな鎖場を行くか、安全な迂回路を通るか、の2通りの方法がある。
迷うことなく迂回路を選んだ。


確かに安全だが急坂だった。
シャクナゲを見ながら登り上がると、鎖場からの道と合流した。


稜線歩きはアップダウンがあるが、シャクナゲの写真を撮りながら進んだ。
ナオさんいわく「全体的に花芽が少ない、裏年かな」
色合いも濃いものと薄いものがあった。


10時05分、山頂まであと0.5km地点で休憩。
あとで分かったが、ここが三ノ岳の頂上らしい。


右手に北方面の雄大な展望が広がる。


山頂直前の険しい登り。


10時33分、犬ヶ岳山頂に到着する。
展望は無いが、ブナやアブラチャンなどの木々が美しい。


昼食には時間が早すぎる。
笈吊峠にベンチとテーブルがあったので、そこまで戻って食べることにした。
10時45分、下山開始。


登って来る登山者が多い。
笈吊岩付近では登山者が列を作っていた。
きっと鎖を使って登りたいのでしょう。


11時40分、笈吊峠。
ここで食事。
おにぎりを食べる。うまい。

ナオさんがコーヒーを入れてくれた。
マロンさんはペットボトルをハサミで切って、即製のコップを作った。
ごちそうさんです。


12時09分、耶馬溪方面に下る。
12時54分には駐車場所に戻った。


全体的には裏年かもしれませんが、シャクナゲはほぼ満開でした。
5月12日の万年山のミヤマキリシマとあわせ、2日間大いに楽しみました。
マロンさん、ヨウさん、ナオさん、お疲れ様でした。



[平成23年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20111231


[平成22年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20111230



***最近読んだ本***


蘭陵王(らんりょうおう)」(田中芳樹
6世紀の中国、北斉の皇族である蘭陵王、高長恭が主人公である。
白皙長身、眉目秀麗であるが、軍を率いての戦闘では天才的に強い。
またひたすら国のために戦い、その忠誠心は生涯変わらない。
すごく魅力的な人物だと思うが、読むまでまったく知らなかった。