*風師山[第309歩]

5月26日朝、北九州市小倉南区で仕事がありました。
そのあと風師山(かざしやま、362.2m)に登ってみました。
この山は初めてです。
ミント単独。
<2012年第25回目登山、第31座>


2012年5月26日(土曜日、晴)、風師山


位置図

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ルート図(まったく不正確です)


ここは関門海峡を眼下に望む、景観の良い山らしい。
機会があれば登りたいとかねてより思っていた。
国道3号線を北に走り、JR門司駅を過ぎて小森江口より右折する。


10時37分、『小森江子供のもり公園』駐車場。


この場所はかつて小森江浄水場があったところで、北九州の水道発祥の地になるらしい。
取水塔や煉瓦造りの暗渠(あんきょ)が残っていた。


10時52分、準備を済ませ、まずは矢筈山(やはずやま、266m)に向かう。
左手にこれから向かう風師山が見えた。


道は整備されている。
今日はトレッキングシューズを履いているが
これなら登山靴は不要だ。


なぜか途中に、巌流島(舟島)の説明板がある。


11時21分、矢筈山。


この山は明治時代、関門海峡の有事に備え、要塞が築かれた所らしい。
現在山頂にはキャンプ場があり、完全にハイキングコースになっている。


眺望も良いが、今日は霞んでいる。
しばらく散策した。


山頂広場。ここが山頂だろうか。


11時36分、風師山に向かう。
来た道を少し戻る。


11時40分、風師山への分岐。ここから右折する。


ようやく登山路らしくなってきた。いいぞいいぞ。


途中、陸軍省の標識があった。

少しずつ登り斜面がきつくなってくる。
ここでさすがにスパッツを着けた。


12時10分、奥田峠分岐。

風師山へはここから左折する。


12時17分、開けたところに出た。
ここが南峰かな。


花が多い。
写真を撮りながらゆっくり進んだ。


12時22分、風師山山頂。
1人いた。


意外と狭い山頂だが、花がよく咲いていた。
苦労して写真を撮っていると、いた人に話しかけられた。
「珍しい花がありますか?」と。
よく分からないけど撮っているのです。


この山頂も本来、眺めが良いのだろうが
黄砂のせいだろう。やはり霞んでいる。

食事をして休憩した。


12時37分、北西にさらに進む。


12時47分、風頭(かざがしら、364.3m)岩峰。
ちょっとした広場になっている。
家族連れもいた。


ここがコース一番の展望スポットのようだ。
霞んではいるが、素晴らしい眺望。
眼下に巌流島や関門橋が見える。
10分ほど休憩した。


もう少し歩いてみたかったので、
さらに北に進んで無線中継所まで足を伸ばした。


途中にあった展望台。


13時10分、九州電力の無線中継所。
ここにも展望台があったが、風頭ほどの眺望ではない。


来た道を戻る。
13時30分、小森江方面に右折する。


自然林の道だ。
ジグザグ道や落葉の道を降りてゆく。


13時50分、『小森江子供のもり公園』に戻ってきた。
少し公園を散策して
14時00分、駐車場所に戻った。


気持ちの良いハイキングコースでした。
次回は空気の澄んだ時期にぜひ来たいと思います。


最後に花の写真です。



[平成23年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20111231


[平成22年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20111230



***最近読んだ本***


光武帝」上中下(塚本青史
光武帝後漢の初代皇帝で、人物伝でも採りあげた興味のある人物だ。
彼は王莽により簒奪された漢王朝を再興する。
光武帝の成功の原因は部下に恵まれたことだろう。
最初の皇后は郭聖通(かくせいつう)というが、
光武帝は結婚当初、彼女に頭が上がらない。
やがては立場が逆転するのだが、そのやりとりがとても面白かった。


「最後の一球」(島田荘司
一気に読んでしまった。
7年前の小説だが、その時代背景は、サラ金やビジネスローンなどがこの世の春を謳歌していた頃。
主人公はプロ野球選手、そして作品のテーマは悪徳金融。
全く無関係のように見える取り合わせだが、読み進んでゆくとぐいぐい引き込まれてゆく。
作者は野球の造詣も深いことを知った。