*平治岳[第312歩]


大分県には
久住山大船山、中岳、黒岳、三俣山などの山々が構成する
九重(くじゅう)山群
があります。
ミントは小学生の時と、社会人になってから1回、久住山に登っています。
ところが4年前に山歩きを始めてからは、天気が崩れて予定が中止になったりして
なぜか九重に行けませんでした。
九重のヤマキリシマも以前から見てみたいと思っていました。
今回ナオさんから平治岳(ひいじだけ、1642.8m)へのお誘いがありましたので
期待に胸はずませての登山です。
ナオさん、マロンさん、ミントの3名。
<2012年第27回目登山、第33座>


2012年6月2日(土曜日、曇)、平治岳


位置図

大きな地図で見る


ルート図(一部不正確です)


09時過ぎに男池(おいけ)の無料駐車場に停める。
この駐車場は近年広くなったらしい。
この時間でも大丈夫、スペースはあった。


09時11分、駐車場から出発。
登山道入り口は男池園地となっており、清掃協力金(100円)が必要。


緑豊かな自然林の中を歩く。


09時38分、かくし水。小休止。


10時06分、ソババッケ。
ここも休憩するのに良い場所だ。


やや険しい道や、ガレ場もある。
変化に富む登山道だ。
前後に登山者がいるが、早くも降りてくる人もいた。


11時11分、大戸越(うとんごし)。まず読めません。
ここは平治岳のふもとの広場といった感じだ。


食事をしながら
濃いピンク色のミヤマキリシマで彩(いろど)られた平治岳を正面に見上げる。
まさに絶景。
ここと大船山(たいせんざん)が特にミヤマキリシマの大群生地らしい。


見ると大がかりな写真機材を運び上げている人もいる。
重くて大変だろうと思う。
ここに荷物を置いて、平治岳を往復する人もいるようだ。


それにしてもなんと人が多いんだろう。
遠方からも大勢来ているようだ。
今日は曇りで午後は一時雨の予報だったが、それでもこの多さ。
明日3日は日曜日で晴れの予報なので、きっと今日以上に人が押し寄せるに違いない。


11時46分、平治岳に登りだす。
ここからは登りと下りの道が別で、それぞれ一方通行になっている。

登りだしてなぜだか分かった。
この狭い道、この人数では離合などできないのだ。


ゆっくり写真を撮りながら登ってゆく。
花・花・花に圧倒される。


岩のある南峰を越えて
12時29分、平治山山頂に到着。


山頂も人が多かった。
ややガスがかかっているが、展望は良い。
西側に三俣山(みまたやま)とその麓の坊がつるキャンプ場
南側に北大船山が見える。
風があって少し寒かった。
しばらく休息。


しばらく山頂にいて
今度は下山道で大戸越に降りてきた。
十分に花も堪能したし、午後は小雨が降るとの予報もある。
今日はこれで帰ることにする。
12時36分、下山開始。


来た道を戻る。
下りとはいえ永く感じる。
「かくし水」はまだか〜


13時10分、ソババッケに着く。

「かくし水はソババッケのそばだっけ?」
嗤(わら)って無視された。


14時33分、かくし水。
飲んでみると冷たくてうまかった。


終点の男池に近づく。
行きと違う道、園地内を通って男池に戻る。


ケヤキがある。太い。


15時05分、男池に着く。
ここは水の湧出量が1日2万トンで、阿蘇野川の源流になっている。
「日本名水百選」にも選ばれていて、汲みに来ている人も多いようだ。


15時20分、駐車場に帰り着いた。


帰路、星生(ほっしょう)温泉に寄って、汗を流して福岡に帰った。


ナオさん、マロンさん、お疲れ様でした。


平治山のミヤマキリシマは見頃でした。
1日経ってもまだ余韻に浸っています。
また、九重の山はふところが深く、表情が豊かだと思いました。


[平成23年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20111231


[平成22年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20111230