*唐津城[第314歩]


6月9日(土)の朝、短時間でしたが唐津城を散策しました。
順序が逆になりましたが、二丈岳に登る直前です。


位置図

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唐津城はもと豊臣秀吉の配下だった寺沢広高が、1602年(慶長7年)から
1608年(慶長13年)まで、7年かけて築城した城です。
築城にあたっては、文禄・慶長の役でその拠点となった
名護屋城の解体資材を使用したそうです。


現在の唐津城は1966年(昭和41年)に再建されています。


大きな藤棚がありました。
4月末から5月初旬は花が見事だったでしょう。


曇り空のためあまり眺望は良くありませんでした。



[平成23年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20111231


[平成22年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20111230



***最近読んだ本***


蒼穹の昴(そうきゅうのすばる)」1〜4(浅田次郎
清朝は19世紀末になると、政治の混乱や外国列強の侵犯などの
内憂外患を抱えるようになる。
この小説は、清朝末期の変法自強運動と、その挫折を描いている。
西太后李鴻章、康有為などのおなじみの人物が登場するが、
日本の小説では珍しいことに、二人の主人公のうち一人が宦官である。
この作家はヒューマニズムに裏打ちされた小説を書く。
二人の主人公は、他人に対する無上のやさしさと深い悲しみを持っているので
読んでいて知らず知らずに感情移入してしまう。
「珍妃の井戸」「中原の虹」が続編だが、続けて読んでみたい。