*英彦山[第358歩]

おそらく山腹の紅葉が見頃だろうと考え、英彦山(ひこさん、1199.6m)に登りました。
でもみな同じことを考えていたのでした。
ミント単独。
<2012年第48回目登山、第63座>


2012年11月3日(土曜日、晴れ)、英彦山


位置図

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ルート図(一部不正確です)


07時30分
別所駐車場に到着。
もうすでに車の数が多い。


07時37分
登山口の石段を登ってゆく。
いつものことながら登り始めはきつい。


07時46分、奉幣殿。
ここで不老水を飲料水として500ml補給する。


階段を登って鬼杉方面に進む。
途中で鹿に出会ったが、写真がうまく撮れなかった。


鬼杉まで1.8kmの標識から左折して登ってゆく。
このコースは南岳コースの近道である。


この道はあまり利用されないようだ。
静かな杉林の中をゆっくり進んだ。


08時40分、右へ行くと鬼杉方面となっている。


久しぶりに寄ってみようと思い、右折したが
結果的にこれがアクシデントにつながった。
途中の道が崩落していたため、飛び越えたところ
木の根につまずいて前のめりに倒れてしまったのだ。
顔を少し打ったくらいで大したケガはなかったが、眼鏡がかなり傷ついた。
慎重にせねば、と反省した。


08時58分、鬼杉。小休止する。
高さが38m、樹齢はおよそ1200年とのこと。


09時30分、材木石。

このあたりから石が多くなり、登りにくい急坂が続く。


展望が開ける場所に差しかかると、紅葉も望むことができた。


山道の途中の紅葉。


いよいよ鎖場。
最初にこの場所を見たときは驚いたものだった。
慎重に登れば大丈夫。


10時03分、南岳に着いた。
英彦山の三角点はここにある。


ゆっくり登ってきたのでタイムは参考にはならない。
休んでいた人に、右目の下が少し赤くなってますよ、と教えられた。


10時23分、中岳に到着。
正面道から続々と登って来るので、人であふれていた。


早めの食事をする。
この人の多さを見て、早めに帰ったほうがいいな、と思い
正面登山道で降りることにした。


立ち枯れの木々や紅葉を眺めながら下る。


立ち枯れの木々の様子を
そばの誰かが「大台ケ原のようだ」と言っている。
ミントも昔、三重県に1年いたが、大台ケ原には行っていないので知らない。


11時43分、奉幣殿に降りついた。
ここから階段を降りる途中のこと。
登ってきたのはお祭りの行列だ。
今日は英彦山柴燈大護摩の祭礼らしい。


11時58分、別所駐車場に戻った。
隣りに駐車していたベテラン登山家と話をした。
「紅葉の時期とはいえ、今日みたいに人が多いのは初めてだ」とのことです。




人が多かったのはお祭り、好天、紅葉の見頃と条件が揃ったからでしょう。
こけましたが、よい天気の下、気持ちの良い山歩きでした。



[平成23年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20111231


[平成22年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20111230



***最近読んだ本***


「泳げ、唐獅子牡丹」(菊池幸見)
作者は、IBC岩手放送の名物アナウンサーだという。
この作品、熱血正義漢のヤクザが主人公で
得意の水泳で他人のために闘うというおかしな小説。
読んで退屈はしなかった。