*遠見山(地島)[第394歩]


福岡県宗像市の沖合に地島(じのしま)があります。
約6,000本のヤブ椿が自生する山として有名です。
その最高峰である遠見山(とおみやま、186.8m)に登ってきました。
姫島以来の島登山です。
ミント単独。
<2013年第10回目登山、第11座>


2013年5月12日(日)、晴れ、遠見山


位置図

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ルート図(かなり不正確です)

当初、泊(とまり)渡船場から倉瀬展望台までのピストンも考えたが
今回は白浜渡船場からスタート、倉瀬に行き遠見山を経由して
泊渡船場にもどることにした。


12時20分、神湊で市営地島航路『ニューじのしま』に乗る。


12時45分には白浜に到着だ。


白浜から道なりに歩いて行くと
12時57分、左手に「つばきロード」入口。


ここから倉瀬展望台に向かう。


道には様々な花が咲いている。
ただしこの島のシンボルである椿の花は
この時期まったく見られない。


13時05分、祇園山分岐。右折して登ってゆくと祇園山だ。

短時間で往復出来そうなので寄ってみることにした。


13時15分、祇園山。
150m位の山らしい。眺望はない。
小さな祠があった。


分岐に戻って、再び倉瀬展望台をめざす。


13時35分、倉瀬展望台。


霞んでいる。大陸からの飛来物のせいだろうか。
晴れていたら50km先の沖ノ島が見えるらしいが。
ただ、海と空が溶け合って、何とも言えない良い雰囲気だ。


10分ほど休憩して、往路を戻る。
先ほどの「つばきロード入口」から今度は左折する。


のんびりゆっくり歩いてゆく。
天気も良く、見下ろす景色がきれいである。


14時07分
舗装路を歩いてゆくと左手に「沖ノ島展望台」の分岐標識がある。

階段のある坂を登ってゆく。


14時24分、沖ノ島展望台。

ここが遠見山山頂なのかな。
標識がないのでよくわからないが、山頂ということにしておこう。
眺望は倉瀬と変わらない。


しばらくいて、今度は泊に向かって下ってゆく。


14時38分、大敷(おおしき)展望台。
ここは先の二つの展望台より高度が低く、海に近いせいだろうか、
かえって景色が良く感じる。
鷹らしい鳥が飛んでいた。


約400段の階段を下って
あとは泊渡船場から『ニューじのしま』に乗って帰った。


椿の花はなかったけれど、ゆったりした時間を過ごせました。
島登山も良いものです。



[平成24年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20121230


[平成23年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20111231


[平成22年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20111230



***最近読んだ本***


以下の本は2月から4月にかけて読みました。
「黄金の海へ」(津本陽
江戸の豪商、紀伊国屋文左衛門の生涯を描く。
この作者は時代・歴史小説に方言を取り込むのが特徴だ。
最初のうちは紀州弁が気になったが、読むほどに面白くなった。


楽毅(がっき)」(宮城谷正光)
時は中国の戦国時代。
小国『中山国』の宰相の子、楽毅は無名だったが
次第に頭角を現し、『燕』に迎えられ軍師の才能を開花させる。
作者は点在するわずかな資料から想像力を駆使して、これだけの作品を創りあげているようだ。
本場中国でも、楽毅に関するこれ程の作品はないのではないか。   
読後感がさわやかな作品だった。


マークスの山」(郄村薫
直木賞受賞作品。
一度検挙した犯人が再び犯罪を起こすのは、担当した警察官にとっては非常に不名誉なことらしい。
この考え方が興味深かった。
犯人は分かっているのだが、読むほどに謎が深まってゆく。


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