*井原山[第418歩]

いよいよオオキツネノカミソリの咲く時期となりました。
やや早いかもしれませんが井原山(いわらやま、983.0m)に登りました。
洗谷ルートから登り、水無谷ルートと井原山自然歩道で下りました。
マロンさん、ミントの2名。
<2013年第26回目登山、第31座>


2013年7月21日(日)、晴れ、井原山


位置図

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ルート図(一部不正確です)


今日も良い天気だ。
08時28分
キトク橋駐車場はすでに満杯だったので、少し下った道脇に停める。
ここで大失敗に気付いた。
登山靴を忘れている!!
どうしようか、と思ったが
今履いている運動靴でもなんとか大丈夫だろう、と判断し、そのまま出発した。


08時56分、洗谷登山口。


マロンさんが初めてのこのルートは、渓谷が非常に美しい。
ゆっくりと休憩をこまめにはさみながら歩いてゆく。
沢登りをしている人達がいた。


運動靴は意外と滑らなかった。
ただ沢渡りをするときに、靴下まで濡れてしまったがこれはやむを得ない。


団体の登山者が前後にいた。今日の洗谷はにぎやかなのだ。
長いロープ場が数箇所あるが、慎重に登れば心配はない。
落石にも注意が必要。


途中で水を補給して進むと
10時14分、二段の滝。


滝の右横を登り上がると美しい渓谷になっている。


ロープ場をよじ登る。
洗谷は最後が一番急坂だ。


10時42分、井原山・雷山縦走路にたどり着く。小休憩。
後から登ってきた団体はここで休憩・食事にするという。
我々2名は、食事には早すぎると思い、山頂に向け出発した。


11時13分、驚くほどの人がいた。
多分ミントが今まで見た中で一番多いと思う。


あまりに人が多いので、山頂標識の写真はパスした。
食事をして30分ほど休憩する。
眺望は少しだけ霞んでいるかな。


11時32分、出発する。今回の目的は花鑑賞なのである。
三瀬峠方面に向かう。


標識を左折、水無谷ルートを降りてゆく。


12時10分、オオキツネノカミソリが出現!!


群生地はまだまだ2・3分咲きといったところかな。
月末が見頃でしょう。


12時31分、アンノ滝への分岐。左折する。


この道は水無林間歩道だ。


13時10分、自然歩道に出合う。ここから少し下ると


13時20分、アンノ滝。
久しぶりに寄って水素イオンを浴びた。


やはり渓流沿いの登山道を、沢を渡ったりしながら
14時08分、キトク橋。


アンノ滝はきれいな名前だが、「キトク」って何のことだろう。
「喜徳」・「木徳」?まさか「危篤」じゃないだろうな。
などと2人で話しながら
14時11分、駐車場所に戻った。


井原山は福岡側と佐賀側では表情がまったく異なります。
一番の違いは、福岡側からのルートには渓流があることです。
今回は福岡側の3つのルートを歩けて非常に満足でした。
最後に山登りには登山靴をお忘れなく!!



***最近読んだ本***


名もなき毒」(宮部みゆき

この作品のテーマは『人の心に潜む毒』だと思う。
人間は自分の毒や他人の毒に、傷つき振り回され
時にはクレーマーになったり、時には犯罪者になってしまったりする。
その様子を描いた作品だ。
悲惨な出来事や凄惨な事件が出てくるが、どんどん引き込まれてしまう。
文中、一反木綿(いったんもめん)という妖怪の名が出てくる。
宮部みゆきは、映画『妖怪大戦争』にも出演していたし、妖怪が好きなのかもしれない。




[平成24年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20121230


[平成23年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20111231


[平成22年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20111230



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