歴史小説・時代小説は読みだすとハマりますね。
***最近読んだ本***
「孟嘗君、全5巻」(宮城谷昌光)
田文こと孟嘗君は中国戦国時代、斉の宰相だった人物。
孟嘗君は波乱の生涯を送り、秦ではあやうく命を落としそうになるが
食客の『鶏鳴狗盗(けいめいくとう)』の技により苦境を脱する。
面白いことに彼は、請われて魏の宰相だったこともあるようだ。
ところでこの小説の主人公は彼だけではない。
商軮(しょうおう)や孫子(孫臏、そんぴん)も主役といえる。
実在かどうかわからないが、彼の養父、白圭も快男児として描かれている。
読後感がさわやかな作品だった。
「世界から猫が消えたなら」(川村元気)
考えさせる小説だ。
「人は何かを得た時、何かを失う」
この小説のテーマかもしれない。
けだし至言だと思う。
これから歴史小説をしばらく読もうかな。
[平成26年の記録]
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[平成25年の記録]
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[平成24年の記録]
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[平成23年の記録]
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[平成22年の記録]
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[人物伝]
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