読書感想〔第613歩〕


寝床で本を読むとすぐに眠くなります。
最近読んだ本です。


***最近読んだ本***


東京湾岸奪還プロジェクト」(伊園旬、いぞのじゅん)

先に読んだブレイクスルー・トライアルの続編である。
侵入のプロである主人公たちが今回与えられた課題は、
またもや実行不可能と思える侵入ミッション。
無事成功したかに思われたが、そのあと意外な展開に・・。
前作より緊迫感があって面白かったと思う。


「町長選挙」(奥田英朗、おくだひでお)

トンデモ精神科医、伊良部一郎先生の診療譚。
間違っても山本周五郎の「赤ひげ診療譚」のような内容を期待してはいけない。
読んでいて、「ははあ、この患者はあの人をモデルにしてるな」
と分かって笑ってしまう。


「重蔵始末」(逢坂剛、おうさかごう)

この作家はスペイン現代史やミステリーなど、様々なジャンルの本を書いている。
ちなみにミントはこの人の「アリゾナ無宿」などの西部劇が好きである。
時代小説を書きだしたのはこの小説かららしい。
近藤重蔵蝦夷地の探検家だが、若い頃、幕府火盗改(かとうあらため)の
寄力だったとは知らなかった。
その与力時代の重蔵の活躍を描いている。
もちろんフィクションだろうが、読んで池波正太郎の「鬼平犯科帳」を思わせる。
こういう小説は酒を飲みながら読むと実にいいのです。


「世界の英雄がよくわかる本」(寺沢精哲、てらさわあきよし)

監修者は永く高校で世界史を教えられた方らしい。
実在の、あるいは伝説上の英雄を解説している。
いわゆる『英雄』を『偉人』として扱っているように感じたが
非常に分かりやすく、一気に読んでしまった。
先の人物伝でリー将軍を取り上げたのも、この本を読んだからである。




クローズアップ現代で言っていました。
座って長く同じ姿勢でいるのは健康に良くないそうです。
スクワットでもしながら読みましょうか。



[平成26年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20141231


[平成25年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20131231


[平成24年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20121230


[平成23年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20111231


[平成22年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20111230


[人物伝]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20140930



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