読書感想〔第657歩〕


2日前の日曜日は雨でした。
山歩きは休んで、一日中本を読んでました。


***最近読んだ本***



「新・燃ゆるとき」(高杉良、たかすぎりょう)

前作「燃ゆるとき」を読んだのはずいぶん前のこと。
東洋水産の創業者、森和夫の前半生が実名で描かれていた。
ライバルである日清食品との特許権闘争が面白かったのを覚えている。
今回はその続編。
森和夫の部下である深川清司と川森潔が、米国で赤字に陥った現地法人
見事に立て直す。
一種のサクセスストーリーだ。


「そのケータイはXXで」(上甲宣之、じょうこうのぶゆき)

岡山県兵庫県の境にある阿鹿里(あしかり)村で起こる怪奇譚。
舞台は横溝正史の世界を想起させるが、主人公は現代の女子大生二人。
旅行のはずが、なんと女子大生二人は生贄(いけにえ)として狙われることに。
はたして恐怖の場所から逃げ出すことが出来るのか?
一気に読んでしまった。


「地獄のババぬき」(上甲宣之、じょうこうのぶゆき)

上記の続編。
主人公は前作と同じ二人だが内容が全く違う。
二人が卒業旅行のために乗った夜行バスが、バスジャックされてしまう。
そして犯人の命令により生き残りをかけて、
乗客8人による『ババぬき』が始まるのだ。
最後の敗者は死ぬしかない。さあどうなる?
著者は『ババぬき』をよく研究していると感心したが
面白さはちょっと前作に劣るかな。



次の日曜日こそはどこかに登ります。
だぶん。


舞鶴公園福岡城址)の花菖蒲


[平成27年の記録]
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[平成23年の記録]
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[平成22年の記録]
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[人物伝]
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