読書感想〔第714歩〕


読み終わった本がたまってしまいました。
久しぶりに読書感想です。


***最近読んだ本***

「孤宿の人 上・下」(宮部みゆき、みやべみゆき)
幕末の四国讃岐、丸海藩で生きる二人の少女が主人公。
丸海は丸亀をモデルにしているとのこと。
作中多くの死人が出てくるし、必ずしもハッピーエンドとはいえない結末。
宮部みゆきの時代小説としては珍しく
非常に重みを感じさせる作品だ。


真夏の方程式
ブルータスの心臓
「天空の蜂」(東野圭吾、ひがしのけいご)

真夏の方程式」はガリレオこと湯川学准教授が登場する作品。
海が美しいさびれた観光地で死体が発見される。
はたしてこれは殺人事件なのか?
たまたまその地を訪れていた湯川はどう推理する?
読むと意外な結末で腰を抜かしてしまう。
テレビや映画の影響で、ガリレオ福山雅治のイメージが強い。

ブルータスの心臓」は完全犯罪をテーマにしている作品。
詳細は書かないでおきましょう。

「天空の蜂」は原発をテーマにしたサスペンス小説だ。
東日本大震災が起こる前の作品で、読んでみて
当時は「原発安全神話」がまだまかり通っていたんだなあ、と感じた。


天皇の料理番 上・下」(杉森久英、すぎもりひさひで)

大正・昭和時代に宮内省主厨長を務めた名コック、
秋山徳蔵の生涯を描いたものである(作中では秋沢篤蔵となっている)。
テレビ化もされているが、ミントは見ていなかったので新鮮に読めた。
非常に痛快で面白い作品だ。



明日は山に登るかもです。



[平成28年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20161231


[平成27年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20151231


[平成26年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20141231


[平成25年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20131231


[平成24年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20121230


[平成23年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20111231


[平成22年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20111230


[人物伝]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20140930


[YAMAPの記録]
https://yamap.co.jp/mypage/199626



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