読書感想〔第717歩〕


山歩きにいい時期になりました。
読書感想です。


***最近読んだ本***


「異端の大義 上・下」(楡周平、にれしゅうへい)

不当なリストラに遭った電機メーカーの社員が
自分を評価してくれる外資系会社に転職する。
ところがその外資系会社が、かつての電機メーカーに
買収をしかけることになり、彼はその最前線に立つことに・・
一気に読み進んだ。
やはり楡周平は面白い。


「モダンタイムス 上・下」(伊坂幸太郎、いさかこうたろう)

著者の初期の作品。
描かれているテーマは「権力の陰謀」だろうけど
この作家独特の軽いタッチ、ユーモアのある文章なので
暗い感じはしない。
ところで主人公の妻は頼りがいもあるけど、すご〜く怖いぞ。


「検察捜査」
「違法弁護」(中嶋博行、なかじまひろゆき

前書は検察官、そして後書は弁護士が主人公。
共に美人の女性である。
タイトルから受ける印象とは異なり
読んでいて堅苦しい感じはしない。
共に刑事事件を扱ったミステリーであるが
法曹界を描いた作品として珍しく、読んでいて面白かった。
ちなみに著者は現職の弁護士である。
またこの本の中で
法曹界には「検察官・判事」対「弁護士」の構図があること、
司法修習生はどの方面にも進むことができるが
弁護士希望が圧倒的に多い、と書かれており興味深かった。


パラドックス13」(東野圭吾、ひがしのけいご)

現代日本を舞台にしたSF。
13日13時13分13秒、
突然、街から人間や動物が姿を消して
13人のみが東京に取り残されてしまう。
さらには地震や大雨が彼らを襲う。
彼らは生き残れるのか?
13人の人格描写がいい。
やっぱり東野圭吾の作品は外れがないですね。


「営業零課接待班」(安藤祐介、あんどうゆうすけ)

これは楽しい作品だった。
ちょっと内容に現実離れしたところもあるけど
サラリーマン営業職の方は必読です。



GWは九州では雨のことが多いので
28・29日あたりで山に登ろうと考えています。



[平成28年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20161231


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[平成24年の記録]
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[平成23年の記録]
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[平成22年の記録]
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[人物伝]
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[YAMAPの記録]
https://yamap.co.jp/mypage/199626



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