読書感想〔第745歩〕 - ミントの山歩き日記２

本を読むときは、図書館で借りたり中古本を買い求めます。
そして買った本は、読み終わったらほとんどを売り払います。

＊＊＊最近読んだ本＊＊＊

「向日葵の咲かない夏」（道尾秀介、みちおしゅうすけ）

主人公の小学生が体験した夏の日の出来事。
友人が首つり自殺した真相を突き止めてゆくうち
明らかになる驚愕の事実。
えー！！、と腰を抜かさないように。
不思議な小説だ。

「約束の森」（沢木冬吾、さわきとうご）

東北地方と思われるとある観光地。
もと警視庁公安部刑事の主人公は、ここで宿泊施設の管理人として雇われる。
だがそこは、犯罪者たちが集まってくる危険な場所だった！
前半は変化も少なく、ゆったりとしたテンポなのだが
後半になるとアクションシーンの連続だ。
そして根底に流れているテーマは
人と犬との友情である。

「ストロベリーナイト」
「ソウルケイジ」
「シンメトリー」（誉田哲也、ほんだてつや）

女性刑事の姫川玲子が活躍する警察小説のシリーズ。
残虐な場面もあるが、全体として明るいタッチの小説だ。
姫川と部下たちとのやり取りもユーモアがあり面白い。

だからほとんど手元には残りません。
モノ整理も一種の終活ですよね。