古典落語にふれながら、歴史も学べる面白い本である。
落語が好きな人にはたまらないだろう。
「交渉人・爆弾魔」(五十嵐貴久、いがらしたかひさ)
「交渉人」シリーズ第二弾。
前作と同様に、個性あふれる刑事たちや、緊迫した雰囲気が
よく描かれている。
「地の底のヤマ 上・下」(西村健、にしむらけん)
福岡県大牟田市で働く警察官が主人公。
一応ミステリーの形をとっているが、
昭和49年に始まり、56年、64年(平成元年)、そして
現在(平成20年頃?)に至るこの小説は、一種の郷土史でもある。
福岡県大牟田市とその南にある熊本県荒尾市は、
現在でこそ人口も減ってきているが、かつては三井三池炭鉱があり
最盛期の出炭量は全国の四分の一。大いに栄えた場所だった。
この場所で生まれ育った主人公は、仕事や家族、友情で悩みながらも
熱く懸命に生きてゆく。
読みごたえがあった。
福岡県熊本県出身で、とくに昭和40年以前生まれの方に
おすすめです。
オリンピックもいよいよ終わりますね。
来週こそはどこか遠くの山へ、
と考える今日一日でした。
[平成28年の記録]
http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20161231
[平成27年の記録]
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[平成26年の記録]
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[平成25年の記録]
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[平成24年の記録]
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[平成23年の記録]
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[平成22年の記録]
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[人物伝]
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[YAMAPの記録]
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