読書感想〔第790歩〕 - ミントの山歩き日記２

花粉もおさまってきたようですね。
今は次の連休の予定を立てています。
読書感想です。

＊＊＊最近読んだ本＊＊＊

日比谷公園を舞台にした静かな小説だ。
芥川賞受賞作品だが、正直なところ読んでいて退屈だった。

「幕末御用盗」（津本陽、つもとよう）

慶応三年、西郷吉之助（隆盛）は江戸に騒擾（そうじょう）をおこすべく
「御用盗」を組織して、幕府御用達の商店を襲わせる。
その中に主人公の若者がいた。
幕末史のあまり知られていない部分を題材にしている。
息づまる血闘場面だけでなく、友情や恋も描かれる痛快な娯楽小説だ。

「業政駈ける」（火坂雅志、ひさかまさし）

戦国時代、西上野の盟主と仰がれた長野業政（ながのなりまさ）。
彼は武田信玄の圧力に屈することなく、死ぬまで西上野の独立を
守り切ったのである。
読むまで知らない武将だったので興味深かった。

「土井徹先生の診療事件簿」（五十嵐貴久、いがらしたかひさ）

動物と話が出来る？動物病院経営の土井徹先生と
弱冠24歳で、南武蔵野署副署長の令子。
面白い組み合わせのこの二人が、難事件や珍事件を解決してゆく。
ほのぼのとしたミステリーである。

今日霧島連山の硫黄山が噴火しました。
250年ぶりらしいですね。
霧島方面の登山も考えてましたのでちょっと驚きです。

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