読書感想〔第804歩〕


梅雨本番ですね。
読書感想です。


***最近読んだ本***


コールドゲーム」(荻原浩、おぎわらひろし)

少年たちが主人公なので、青春ミステリーと謳っているが
真犯人があまりに意外な人物だったので驚いた。


超高速!参勤交代」(土橋章宏、どばしあきひろ)

東北の架空の藩の話。
幕府から難癖をつけられて
5日以内に江戸に参勤せよと言いつけられる。
そむけば藩は取りつぶしの運命だ。さあ大変。
藩主と家老は知恵を絞って方法を編み出すのだが
はたして間に合うのか?
藩主や家老をはじめとして登場人物の人物設定がいい。
映画化されているがミントは見ていません。


半落ち」(横山秀夫、よこやまひでお)

ただの警察小説の枠を超えた心温まる作品だ。
刑事事件に関する職種が勢ぞろいだ。
警察官、検察官、新聞記者、弁護士、判事、そして刑務官。
それぞれの立場の男たちが、単純とも思える妻殺しの殺人事件に対し
何を考え、どう行動したか?
これも映画やテレビで放映された作品だ。
ただこの作品は、6人の心理描写がきめ細かく描かれており
小説で読んだほうがいいと思う。


「脱出 GETAWAY」(西村健、にしむらけん)

主人公はやくざの志波銀次。
この男、殺人をおかしたとはいえ
なぜか政府警察や特殊部隊の海外傭兵たちに
執拗に命を狙われる。
ところがこの銀次はただのチンピラやくざではなかった!
自衛官出身であり、ランボーみたいに戦闘能力の塊なのである。
息詰まるアクションシーンの連続また連続。
面白い冒険小説だ。



今日の午前中、西日本は雨みたいです。
今回は大雨になりませんように。

 
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