山歩きを始めてから、いつかは登ろうと思っていました。
高岳(たかだけ、1,592.4m)と中岳(なかだけ、1,506m)。
2020年11月3日(祝)<2020年第25回目登山第29・30座>
登りたいとは6・7年前から思っていたが
噴火活動が活発で入山規制が入り、なかなか行けなかった山。
せっかくなので登りがいのありそうな 仙酔峡コースを
歩くことにした。
07時前に駐車場に来てみればすでに車が10台ほど。
入山規制のないこの日、やはり登山者は多いようだ。
ここから登ってゆく。
どんな山だろう?楽しみだ。
振り返ってみる。
昨日は雨だったが、今日は晴れになった。
それにしてもごつごつした道だ。溶岩流のせいらしい。
草も生えていない。
こんな登山道は初めてだ。
思うにこのコースを歩く人は、経験者が多いのではないだろうか。
マイペースで歩いていたがどんどん抜かれてしまった。
途中で年配の男性に出会った。
熊本の人で、YAMAPの操作方法について質問をうけた。
ようやく火口縁に出た。やれやれ。
ここから右折して高岳に向かう。
ストックも飛ばされそうな強風だ。
そして寒い。
高岳に到着。人が多かった。
標高は1,592mだから肥後国(ひごのくに)。
ようやく悲願達成だ。嬉しかった。
すぐに中岳に向かう。
ここでさっきの男性に出会う。
一緒に歩くことになった。
話を聞くと阿蘇山登山歴は30年以上。
話を伺いながら中岳方面へ。
なによりもこの山はガスが怖いとのこと。
ひどいときは1・2m先しか見えないこともあるらしい。
中岳に到着した。
火口に近づいている。
下りなので足元に気を付けながら歩く。
男性が言うには
今日は天気がいいほうだ。なによりも風向きがいい。
噴煙ガスが登山道にこないので安心だ。
いい日に来られましたね、とのことだった。
さらに歩いてゆくと、左手が切り立った道になる。
絶壁には近づかないように・・
火口が見える。
あらためて自然の雄大さを感じてしまった。
下ってゆくと、ロープウェイ山上駅。
ここは噴火のために廃駅となっている。
男性とはここで別れた。
あとはゆっくり仙酔峡の駐車場に降りてゆきました。
気持ちのいい時間を過ごせました。
念願の山に登れて満足です。
[総索引]
[人物伝]
コメントお待ちしてます。
ブログ運営者(ミント)が確認後に公開されますので
よろしくお願いします。