読書感想[第987歩]

今回はいい読書ができました。 

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「黄砂の籠城 上・下」松岡圭祐、まつおかけいすけ 

1900年(明治33年)、北京でおこった義和団事件は世界をゆるがした大事件だ。

外国人排斥を叫ぶ義和団は、西太后の協力を得て外国人公使館地域を包囲する。

その数、約20万人。

籠城するのは約4千人の外国人とキリスト教徒たち。

援軍が到着するまで持ちこたえなければ全滅することも考えられた。

この全滅の危機から公使たちを救ったのは、柴五郎中佐たち日本兵だった!

この本は史実を再現しているという。

 

「砂の王宮」(楡周平・にれしゅうへい

フィクションだが、ダイエー中内功をモデルにしている経済小説

楡周平経済小説を書かせても秀逸だなあ。

 

「大江戸釣客伝<おおえどちょうかくでん>上・下」

夢枕獏・ゆめまくらばく

ミントは釣りはしないけど、面白くて一気に読んでしまった

俳人宝井其角(たからいきかく)や絵師の英一蝶(はなぶさいっちょう)が

主人公。だがほかにも実在の有名人がぞろぞろ出てくる。

釣りをテーマにしながらも、赤穂義士の仇討ちなど実際の事件と、

時代に翻弄される人々の様子を描いている。

江戸時代は釣り文化が非常に発達した時代だったんだな、とわかった。

  

コロナも心配ですが花粉も多い状態ですね。ご注意を。

 

 

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