今回はすべて歴史小説です。
1冊は?が付きますが。
「襲来 上・下」(帚木蓬生、ははきぎほうせい)
もと猟師の見介が主人公。
やがて大火や地震などが続く中、日蓮は外国の侵攻を予言するのだが
その予言を確かめるため、見介に対馬に行き、様子を伝えてくれるように
命ずるのだ。
日蓮の耳目となるべく対馬に赴いた見介は、忠実に任務を果たす。
だが元の大軍に蹂躙される対馬の運命は悲惨なものだった。
人の幸せとは何なのか、考えさせられる本である。
「金の殿」(土橋章宏、どばしあきひろ)
その宗春がタイムスリップして現代に来て、
そこでの体験をもとに名政策を考えたとしたら?
面白い発想の愉快な小説だ。
「黄砂の進撃」(松岡圭祐、まつおかけいすけ)
これは「黄砂の籠城」の約1年後に書かれた作品で、
これを読むと正義がどちらにあるのかわからなくなる。
やはり歴史上の出来事は、加害者と被害者双方の立場を理解することが
大事なことだと思う。
週末は晴れそうですね。
どっかに登ろうかな。
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