雨が上がると朝夕は秋の気配ですね。
「火星に住むつもりかい?」(伊坂幸太郎、いさかこうたろう)
彼の作品は巨大な権力との対決がテーマになっているものがある。
この作品もその一つである。
読むとたちまち伊坂ワールドに引き込まれる。
「ゴールデンスランバー」と並ぶ傑作だと思う。
戦国末期、岡本肥後守と名乗る男が主人公。
彼は動乱の中、自分なりの武士道を貫いてゆく。
加藤清正が無類の頑固者として描かれている。
「一刀斎夢録 上・下」(浅田次郎、あさだじろう)
彼は有数の剣の使い手だったが、幕末の動乱を過ぎ、
明治の代になってからは警察官となり、ついには
大正の代まで生き残るのである。
この本では彼が主人公の一人である。
新選組の創立期から最後までわかりやすく書かれているが、
斎藤の口を通じて 隊員の性格もわかりやすく述べられている。
ちなみに
近藤は劣等感のかたまり、土方は見栄坊、沖田は狂暴きわまりない
野犬のごとき男だそうだ。
幕末期に対する浅田史観も面白い。
ミントはこれが一番面白かった。
最近はミントの読書日記みたいです。
日曜日こそは登ることにします。
同じことばかり言ってる気がしますが。
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