読書感想[第1,015歩]

雨が上がると朝夕は秋の気配ですね。

 

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「火星に住むつもりかい?」(伊坂幸太郎、いさかこうたろう)

彼の作品は巨大な権力との対決がテーマになっているものがある。

この作品もその一つである。

読むとたちまち伊坂ワールドに引き込まれる。

ゴールデンスランバーと並ぶ傑作だと思う。

 

もののふ莫迦」(中路啓太、なかじけいた)

戦国末期、岡本肥後守と名乗る男が主人公。

彼は動乱の中、自分なりの武士道を貫いてゆく。

加藤清正が無類の頑固者として描かれている。

 

「一刀斎夢録 上・下」(浅田次郎、あさだじろう)

新選組斎藤一(さいとうはじめ)という男がいた。

彼は有数の剣の使い手だったが、幕末の動乱を過ぎ、

明治の代になってからは警察官となり、ついには

大正の代まで生き残るのである。

この本では彼が主人公の一人である。

新選組の創立期から最後までわかりやすく書かれているが、

斎藤の口を通じて 隊員の性格もわかりやすく述べられている。

ちなみに 

近藤は劣等感のかたまり、土方は見栄坊、沖田は狂暴きわまりない

野犬のごとき男だそうだ。f:id:mint0606:20210826201835g:plain

幕末期に対する浅田史観も面白い。 

浅田次郎には新選組三部作がある。

壬生義士伝輪違屋糸里に続くこれはその三冊目。

ミントはこれが一番面白かった。

   

最近はミントの読書日記みたいです。

日曜日こそは登ることにします。

同じことばかり言ってる気がしますが。


 

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