読書感想を久しぶりにアップいたします。
ここで問題です。
下の写真にちょっと不自然なところがあります。
それは何でしょうか?
日本のようなイギリスのような不思議の国、アナザーヒル。
ここでは死者と再会できるので「ヒガン」には多くの人が世界中から集まる。
ところがここで殺人事件が発生して・・
ファンタジーのようなミステリーのような不思議な作品。
「信長の原理 上・下」(垣根涼介、かきねりょうすけ)
垣根涼介の時代小説。
信長は中世の常識や慣例を打破し近世への扉を切り開いた武将だ。
この本によると、彼は若いころから「ある法則原理」に気づいており、
自分の部下五人のうち一人は自分を裏切るはずだ、それは誰なのか?
といつも悩まされていたという。
現代でも働きアリを分析すると
よく働くアリ、普通のアリ、働かないアリの比率は
状況が変わっても常に1:3:1になるという。
面白い着想に基づいた小説である。
「司馬遼太郎が考えたこと1」(司馬遼太郎、しばりょうたろう)
亡くなって長いが司馬遼太郎の人気は衰えない。
この本は彼のサンケイ新聞記者時代から、小説家としてデビューした頃までの
エッセイや本のあとがき・随筆をまとめたものである。
信長が前衛芸術家、秀吉は政治家、家康は高級官僚などと述べているが
その理由を読んで、なるほど的確な指摘だと思う。
彼の本は時々読み返したくなる。
「短編復活」(赤川次郎ほか)
赤川次郎、浅田次郎、綾辻行人、北方謙三など16名のによる短編小説。
しんみりさせるものや、不気味なもの、お笑いやナンセンスもの、
ミステリアスなものなど読んでいて飽きさせない。
次回は山歩きをレポしようと思います。
なお問題の答えは
「信長の原理」の写真で、左右が逆になっていることです。
面倒なので撮り直しをしませんでした。
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