読書感想[第1,031歩]

読書感想を久しぶりにアップいたします。

ここで問題です。

下の写真にちょっと不自然なところがあります。

それは何でしょうか?

 

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ネクロポリス 上・下」(恩田陸、おんだりく)

日本のようなイギリスのような不思議の国、アナザーヒル

ここでは死者と再会できるので「ヒガン」には多くの人が世界中から集まる。

ところがここで殺人事件が発生して・・

ファンタジーのようなミステリーのような不思議な作品。

 

「信長の原理 上・下」(垣根涼介、かきねりょうすけ)

垣根涼介の時代小説。

信長は中世の常識や慣例を打破し近世への扉を切り開いた武将だ。

この本によると、彼は若いころから「ある法則原理」に気づいており、

自分の部下五人のうち一人は自分を裏切るはずだ、それは誰なのか?

といつも悩まされていたという。

現代でも働きアリを分析すると

よく働くアリ、普通のアリ、働かないアリの比率は

状況が変わっても常に1:3:1になるという。

面白い着想に基づいた小説である。

 

司馬遼太郎が考えたこと1」(司馬遼太郎、しばりょうたろう)

亡くなって長いが司馬遼太郎の人気は衰えない。

この本は彼のサンケイ新聞記者時代から、小説家としてデビューした頃までの

エッセイや本のあとがき・随筆をまとめたものである。

信長が前衛芸術家、秀吉は政治家、家康は高級官僚などと述べているが

その理由を読んで、なるほど的確な指摘だと思う。

彼の本は時々読み返したくなる。

 

「短編復活」(赤川次郎ほか)

赤川次郎浅田次郎綾辻行人北方謙三など16名のによる短編小説。

しんみりさせるものや、不気味なもの、お笑いやナンセンスもの、

ミステリアスなものなど読んでいて飽きさせない。

 

次回は山歩きをレポしようと思います。

なお問題の答えは

「信長の原理」の写真で、左右が逆になっていることです。

面倒なので撮り直しをしませんでした。

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