読み終わった本がたまってしまいました。
久しぶりに読書感想です。
***最近読んだ本***
「孤宿の人 上・下」(宮部みゆき、みやべみゆき)
幕末の四国讃岐、丸海藩で生きる二人の少女が主人公。
丸海は丸亀をモデルにしているとのこと。
作中多くの死人が出てくるし、必ずしもハッピーエンドとはいえない結末。
宮部みゆきの時代小説としては珍しく
非常に重みを感じさせる作品だ。
「真夏の方程式」
「ブルータスの心臓」
「天空の蜂」(東野圭吾、ひがしのけいご)
「真夏の方程式」はガリレオこと湯川学准教授が登場する作品。
海が美しいさびれた観光地で死体が発見される。
はたしてこれは殺人事件なのか?
たまたまその地を訪れていた湯川はどう推理する?
読むと意外な結末で腰を抜かしてしまう。
テレビや映画の影響で、ガリレオは福山雅治のイメージが強い。
「ブルータスの心臓」は完全犯罪をテーマにしている作品。
詳細は書かないでおきましょう。
「天空の蜂」は原発をテーマにしたサスペンス小説だ。
東日本大震災が起こる前の作品で、読んでみて
当時は「原発安全神話」がまだまかり通っていたんだなあ、と感じた。
大正・昭和時代に宮内省主厨長を務めた名コック、
秋山徳蔵の生涯を描いたものである(作中では秋沢篤蔵となっている)。
テレビ化もされているが、ミントは見ていなかったので新鮮に読めた。
非常に痛快で面白い作品だ。
明日は山に登るかもです。
[平成28年の記録]
http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20161231
[平成27年の記録]
http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20151231
[平成26年の記録]
http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20141231
[平成25年の記録]
http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20131231
[平成24年の記録]
http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20121230
[平成23年の記録]
http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20111231
[平成22年の記録]
http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20111230
[人物伝]
http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20140930
[YAMAPの記録]
https://yamap.co.jp/mypage/199626
コメントは、ブログ運営者(ミント)が確認後に公開されますので
よろしくお願いします