読書感想〔第693歩〕


寒くなってきました。
読書感想です。


***最近読んだ本***

「張り込み姫」(垣根涼介、かきねりょうすけ)

俺たちに明日はない」シリーズの3巻目。
様々な職業で働く人々と、その考え方を描くこのシリーズは面白い。
社会の仕組みが学べるという意味で、就職をひかえた学生が読んでもいいだろう。
ときには読んで目頭が熱くなる場面もある。


「偉大なるしゅららぼん」(万城目学、まきめまなぶ)

この作家は関西各県を舞台にした小説を発表している。
鴨川ホルモー」は京都
プリンセス・トヨトミ」は大阪
「鹿男あおによし」は奈良だった。
今回は滋賀の琵琶湖を舞台にしている。
SFでもなく、ホラー小説でもない。
やっぱり「ホラ小説」だと思う。
でも面白い。


「殺人前線北上中」(日本推理作家協会編)

短編推理小説集。
特に感想はない。時間つぶしに読む本です。


「独り群せず」(北方謙三、きたがたけんぞう)

「杖下に死す」の続編。
前作は主人公である剣の達人、利之が武士を捨てる場面で終わって
非常に意外に思っていた。
二十数年後の利之は料亭の親父、料理の達人になっている。
養子の息子夫婦や孫とともに平穏な生活を送っていたのだが、
幕末の動乱は、利之をいやおうなく戦いの場にひき込んでゆく。
再び剣を手にした利之は生き残れるのか?
この本は料理本かな、と思ったくらい魚料理について詳しく
解説してある。
きっと北方謙三は料理全般にも詳しいに違いない。



寒くなると暖かいものが食べたくなりますね。



[平成27年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20151231


[平成26年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20141231


[平成25年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20131231


[平成24年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20121230


[平成23年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20111231


[平成22年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20111230


[人物伝]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20140930


[YAMAPの記録]
https://yamap.co.jp/mypage/199626



コメントは、ブログ運営者(ミント)が確認後に公開されますので
よろしくお願いします