*難所ヶ滝・三郡山[第376歩]


難所ヶ滝の大ツララが気になります。
昭和の森から三郡山(さんぐんざん、935.9m)に登り、そのあと寄ってみました。
本年初登山です。
ミント単独。
<2013年第1回目登山、第1座>


2013年1月6日(日曜日、晴れ)、三郡山


位置図

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ルート図(一部不正確です)


天気が良い。
今回はバスで行くことにした。
福岡市中央区からは約1時間。
障子岳のバス停で降りて歩く。


10時50分、昭和の森
下の駐車場は満車状態だった。


昨年始めて来たときは、すぐに右折して河原谷(ごうらだに)に向ったが
今日は三郡山を先に登るので、直進してツキ谷コースをめざす。
舗装路を登ってゆく。


11時00分、昭和の森(上の駐車場)。
ここも満車。


5分ほど進み途中で右折する。


歩きやすい舗装路を歩くと
11時40分、ツキ谷(B)コース分岐に出合う。
ここを右折する。


ここからようやく山道になる。
ツキ谷上流は氷結していた。
雪も多くなってきたので、ここでアイゼンを着けた。
1年ぶりで少しもたつく。


12時50分、三郡縦走路に出合う。
三郡山頂まであと10分の標識を右折する。


晴れた日に雪道を歩くのは最高に気分が良い。


13時00分、山頂。
6人の先客がいた。
晴天なので眺望も良かった。


カレーカップヌードルとコーヒーで食事。
ガスコンロが活躍です。


13時30分、山頂をあとにしていよいよ滝に向う。
しばらく雪道を進む。


13時57分、滝への分岐。
雪だるまから右折する。


意外なことに、ここから雪が少なかった。
アイゼンがあるためかえって歩きにくい。
ただ、滝付近は必要と思って我慢した。


14時12分、ついに難所ヶ滝に到着。
見事な大ツララだ。
氷柱が午後の日差しを浴びて輝いている。


降雪はそれほど多くないが、年初の寒波で氷結が進んだようだ。
そばにいると時々氷塊が落ちてくる。
用心しなくては。


滝付近の道は土がむき出しの部分が多かった。
滑る心配はなさそうだ。アイゼンをはずすことにした。
14時35分、出発。
小ツララの前を通り過ぎ、河原谷コースで下山する。


15時25分、昭和の森(下の駐車場)。


障子岳バス停まで歩き
15時43分発の博多駅行きバスに乗って帰った。


結果的に今日はアイゼンは不要でした。
雪が少ないので登山靴で充分歩けます。
大ツララはこれから2月始めまでまだまだ楽しめそうです。
あと最低1回は来ようと思います。


[平成24年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20121230


[平成23年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20111231


[平成22年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20111230



***最近読んだ本***


「漂流」(吉村昭
江戸時代の史実にもとづく漂流記。
土佐の猟師である長平は
1785年(天明5年)海難のため伊豆諸島の鳥島(とりしま)に漂着してしまう。
この鳥島はのちにジョン万次郎も漂着した島だ。
万次郎は143日で救出されたが、この長平は12年も島で過ごしたのである。
彼はそこでアホウドリなどを食いつないで生き延びたのだが
やがてあとから漂着した仲間たちと舟を作り、島を脱出しようとはかる。
読むほどにぐいぐいと引き込まれてゆく小説である。
「沈底魚」(曽根圭介
始めてスパイ小説というのを読んだ。
江戸川乱歩賞受賞作ということで期待して読んだが
このジャンルはなじみがなく、それほど面白いとは思わなかった。