読書感想〔第971歩〕

秋は山歩きが一番楽しい時期ですね。

 

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「アルカトラズ幻想 上・下」(島田壮司、しまだそうじ 

この小説、とにかく意外・意外の連続だ。

上巻を読み始めて、主人公が誰なのかがまずわからない。

下巻になって主人公と思われる男がようやく特定されるが、

この男がどのような状況にあるのかが、またわからないのである。

エピローグの中で謎解きがされるが、「想像を絶する真相」とは

このことを言うのだろう。

とにかく読んでみることをお勧めする。

この本の中で、恐竜がなぜ滅んだのかについて述べた

「重力論文」 が面白かった。

 

「100万分の1の奇跡」(川村隆一朗・かわむらりゅういちろう)

バイク事故を起こして死ぬはずの33歳の男が

大魔王の目に留まり、88日間の命が与えられることになるが・・

ドタバタ劇が面白い。

カバーデザインやタイトル名から感動的な本だろうと思ったあなた、

この本を手にとったら腰を抜かすかも。f:id:mint0606:20201114182519g:plain

 

「常在戦場」(火坂雅志・ひさかまさし)

徳川家康をささえた配下の武将や局、商人など

7人をを描く短編集。

なかでも角倉了以が興味深かった。 

 

山の紅葉はもう終わりですね。

里の紅葉をもうしばらく楽しみたいです。

 

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