秋は山歩きが一番楽しい時期ですね。
「アルカトラズ幻想 上・下」(島田壮司、しまだそうじ)
この小説、とにかく意外・意外の連続だ。
上巻を読み始めて、主人公が誰なのかがまずわからない。
下巻になって主人公と思われる男がようやく特定されるが、
この男がどのような状況にあるのかが、またわからないのである。
エピローグの中で謎解きがされるが、「想像を絶する真相」とは
このことを言うのだろう。
とにかく読んでみることをお勧めする。
この本の中で、恐竜がなぜ滅んだのかについて述べた
「重力論文」 が面白かった。
「100万分の1の奇跡」(川村隆一朗・かわむらりゅういちろう)
バイク事故を起こして死ぬはずの33歳の男が
大魔王の目に留まり、88日間の命が与えられることになるが・・
ドタバタ劇が面白い。
カバーデザインやタイトル名から感動的な本だろうと思ったあなた、
この本を手にとったら腰を抜かすかも。
「常在戦場」(火坂雅志・ひさかまさし)
徳川家康をささえた配下の武将や局、商人など
7人をを描く短編集。
なかでも角倉了以が興味深かった。
山の紅葉はもう終わりですね。
里の紅葉をもうしばらく楽しみたいです。
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