読書感想[第977歩]

おしせまってきました。

今年最後の読書感想です。

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「黙示録 上・下」池上永一、いけがみえいいち 

テンペストの著者の作品で、やはり近世の琉球が舞台である。

第13代の尚敬王のもとに琉球は繁栄期を迎えるが、宮廷舞踊家

頂上をめざす二人の少年の成長を描いた作品だ。

ユーモアもあって読みやすい。

 

夜の国のクーパー」(伊坂幸太郎・いさかこうたろう)

架空の国の戦争の話。大人の寓話だと思った。

人ななぜ戦争をするのか?読んでなるほどと納得することが多い。

読むにしたがって深まる謎は、最後に仰天の真相で解明される。 

 

「引っ越し大名三千里」(土橋章宏・どばしあきひろ)

この著者が書くのは明るい時代劇である。

参勤交代シリーズもまらそん侍も面白かったが

この作品も期待にそむかない。

危機に際し、藩士が一丸となり困難に立ち向かう様子に

おもわず応援したくなるのは人情というもの。

じつはこの作品、今年に映画版「引っ越し大名」を見ている。

主演が星野源で、あと高橋一生らが出ていた。

 

パソコンを買い替えたのでブログ再開です。

年末に間にあいました。

 

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