*台風の話[第93歩・雨]

山歩きを始めて永くはないですが、山路に風倒木を数多く見ます。
原因は台風や集中豪雨でしょう。
台風は風雨を伴い時に大きな被害をもたらします。
現在は台風14号の進路が気になります。


今回は台風の話。


昭和3大台風(室戸・枕崎・伊勢湾)は死者・行方不明者が3000人から5000人と
甚大な被害をあたえた。


その後は予測が進んだためか台風による犠牲者数は減少してきているようだが
最近は温暖化のせいで台風自体大型化している気がする。
台風13号も日本直撃こそなかったが
発生時の中心気圧は900hPa未満の猛烈なものだった。


風について調べてみると
風速毎秒
10m〜15m未満では 傘がさせなくなる
15m〜20m未満では 風に向かって歩けない、看板が飛ぶ
20m〜25m未満では 人が転倒する、小枝が折れる
25m〜30m未満では 瓦が飛ぶ、アンテナが倒れる、ブロック塀が壊れる
30m以上では     雨戸が外れる、屋根が飛ばされる、家の崩壊もある

最大風速はあくまで暴風域の平均値だそうだ。
最大瞬間風速というのもあり、これは80m以上の記録もあるらしい。
要するに30m以上は厳重注意のようだ。  
 

また雨については
1時間雨量で
10mm以上〜20mm未満では 地面一面に水溜りが出来る
20mm以上〜30mm未満では 傘を差していても濡れる
30mm以上〜50mm未満では 道路が冠水する
50mm以上〜80mm未満では マンホールから水が噴出し始める 
 
これも30mm以上は要注意のようだ。


雨損害は台風時だけではない。
先日の奄美大島の集中豪雨では3日間で900mmを記録した地点があった。
すさまじい雨である。これは前線の停滞による大雨だった。
集中豪雨の予測は難しい面があるようだ。


怖いものは「地震・雷・火事・親父」ではなく
地震・雷・火事・台風」だと思います。
台風は進路予想がある程度可能です。
せめて被害が最小限で済むように気を付けたいものです。


馬見山南側頂上