*金山、猟師岩山[第179歩・晴]

シャクナゲの花を観たいと思い、猟師岩山(りょうしいわやま、893.4m)に行きました。
その前に山中キャンプ場から金山(967.2m)にも登りました。
<2011年第19回目登山、第28・29峰>


位置図


ルート図(一部不正確です)


9時
山中キャンプ場駐車場より出発する。

天気は晴れ。舗装道路から林の中の路を歩く。
林道金山脊振線まですぐである。


林道を横切り、小川沿いの路を登ってゆく。
ツバキの花が咲いている。

やがて杉林を越え、気持ちの良い新緑の自然林の中を進む。


10時10分
金山山頂。

すぐ手前の番所跡では休憩中の人がいたが
ここには誰もいなかった。
10分休憩したあと猟師岩山に向かい出発する。


新緑のぶな林が素晴らしい。

気持ち良く進んでいくうちに20名の団体登山者と出合った。
やり過ごす間しばし休憩。


途中眺めの良い露岩から南側の眺望を楽しむ。


路の途中にある
コバノミツバツツジは2・3分咲きといったところだろうか。
来週15日に予定している井原山はどうなのだろう?


11時20分
小爪峠(こづめとうげ)に到着。5分休憩。

ここから南方面の井出野に降りることができる。
帰りに通る予定だが、今は直進する。


ここからこのルート一番の急坂を登る。
今日は気温が高い。
また昨日の雨の影響だろう、蒸し暑い。
バテ気味ながらひとふんばりする。


11時36分
やっと猟師岩山に到着。

3人いて食事をしていた。
シャクナゲはと探してみると、あるある。
蕾のものもあるが、数輪きれいに咲いていた。


写真を撮っていると
「この先にいくらでも咲いていますよ」と言われたので
すぐに出発する。


確かにここの付近は見事に咲いていた。
野生のシャクナゲを始めてじっくり見ることができた。




日本庭園を思わせるヤセ尾根を行く。
ところどころにロープ場があるが慎重に辿れば大丈夫。


12時10分
鬼ヶ鼻岩(おにがはないわ)に到着。
露岩に立っていると登山者が大勢やって来た。
山ガールや山元(もと)ガール、おじさんやおじいさん。
食事も落ち着いてとれない。
写真を若いカップルに撮ってもらう。


その2人にシャクナゲの場所を聞かれたので
一緒に猟師岩山まで戻ることにした。
でも途中で帰ってしまった。
ちょっと厳しい登りだったかな。


12時40分
猟師岩山に戻る直前に露岩があり、眺めが良い。
この上で食事。

近くにシャクナゲミツバツツジが咲いている。
最高の贅沢だろう。
10分で出発。


12時55分
猟師岩山通過。


13時5分
小爪峠。5分休憩する。
犬を連れた人がいた。


13時10分
井出野をめざして下る。

この路は登りに使ったら
金山に向かう一番やさしいルートかも知れない。
もちろん下りもらくちんコースである。
途中でリンドウが咲いていた。


13時30分
林道金山脊振線に出る。

ここからは車道歩きになる。
登山靴で長い車道歩きは疲れる。


車道をひたすら西に歩き
14時20分
山中キャンプ場の駐車場に戻った。


天気にも恵まれ良い山歩きが出来ました。
今日はシャクナゲ観賞の日でしたが、その他の花の写真も載せます。
名前は自信が全くないので皆さんで調べてください。






***最近読んだ本***


宇喜田秀家(うきたひでいえ、津本陽
戦国時代末期、備前国の大名だった宇喜田秀家が主人公だが
物語の前半は父親で梟雄(きょうゆう)だった宇喜田直家(うきたなおいえ)の生涯が描かれる。
直家は、のし上がるために舅や婿を殺害し、主家を滅ぼしてしまう。
そちらのほうが印象は強烈である。
息子の秀家は豊臣秀吉にかわいがられるが、のちに関が原で敗れ、やがて八丈島に流されてしまう。
運命の変転を感じさせる作品だった。