読書の秋といいます。
あんまり読んでないけど。
「火怨(かえん)」(高橋克彦、たかはしかつひこ)
ときは8世紀の奥州。
アテルイを中心に描いている長編である。
アルテイのことをミントはよく知らなかった。
じつにかっこよく描かれている。
虚実は別にして、こういう小説を読まないと
歴史人物を身近に感じることは出来ないな、とあらためて思う。
著者は『中央対奥州』のテーマで三部作を書いている。
それと秀吉に対抗した九戸政実(くのへまさざね)を描いた
「天を衝く」である。
陸奥三部作というらしい。
ようやく全て読むことが出来た。
「プラチナタウン」の続編だ。
前作では過疎に悩む地方都市の活性化を、新町長が
「大規模老人定住施設を建設する」ことで成し遂げていた
ところで終わっていた。
でもこれでは根本的な解決にはならないということを
著者は考えたのかもしれない。
4年後に町長が打ち出した方策とは何だったか?
過疎化の根本的な原因は少子化なんだろうと思うが
なるほどこの方法もありだな、と感心した。
秋は山歩きが一番楽しい時期ですね。
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