*岳滅鬼山[第239歩・曇]

紅葉が気になる時期。
くじゅうは来週登山予定ですが、もう山頂付近は見頃を過ぎつつあるようです。
今見頃のところは英彦山付近かな?と思い
岳滅鬼山(がくめきさん、1036.8m)に出かけました。
今年5月に浅間山登山口から登っていますが、今回は英彦山大権現の駐車場からの
出発です。
<2011年第43回目登山、第58峰>


位置図

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ルート図(一部不正確です)


09時20分
英彦山大権現前駐車場。

ヘルメット装備の登山者が10名ほどいた。
準備体操中にお先に失礼。


09時30分
こわれた木橋が現われた。

ここで河を渡れば本来の登山道だが、朝までの雨で水量が多い。
渡渉せずに大南林道を進んだ。


しばらく歩くと通行禁止の標識がある。

かまわずに進んだ。


黄色っぽい蛇に遭った。
が、驚いたのはミミズが路面に数多くいたこと。
3・40匹位見ただろうか。
岳滅鬼山のミミズは青かった。
あえて写真は撮ってません。


10時21分
林道分岐点。

ここから左折する。


10時28分
改めて、といった感じの登山口。

しばらくはスギの伐採地、そこを抜けると自然林になる。
木々が色づいてゆく。


10時43分
岳滅鬼峠。
藩境石がある。


ここで10分休憩する。
やや霧が出てきた。
予報によると天気は良くなるはずだが。


10時53分
西に向かい高度を上げてゆく。
ここから4つのピークを越えるが、けっこう厳しい急坂だ。


今日は岩が湿っているので、ロープをだどり慎重に登ってゆく。
修験者もこの道を歩いたのだろうか。


2つ目のピーク岩からの眺めが良い。
北側は英彦山だ。


やや霧が出ているが、次第に紅葉も見られるようになる。
本格的な紅葉はまだこれからだろうが、
赤、黄、緑色の取り合わせも良いと思う。


山頂近くに「しゃくなげ自生地」がある。
シーズンはさぞかしきれいだろう。


11時32分
岳滅鬼山山頂。
霧雨が降ってきた。
またもや幻想の世界です。


食事をして20分ほどで降りる。


第2ピークを降りる途中で人声が聞こえた。
あれっ?ヘルメット隊だ。
聞いてみると足元が悪いので登頂は中止するとのこと。
追い越させてもらった。


天気が回復してきた。
林道を歩いていると別所駐車場をめざす2人連れに会った。
駐車場は遠い。2人を車で送った。


帰りの途中、朝倉市の「甘水銘水(あもうずめいすい)」を汲んで帰った。


天気はいまいちでしたが紅葉はそれなりに楽しめました。
足元に用心が必要ですが、晴れていれば面白いコースです。


***最近読んだ本***


「花はさくら木」(辻原登
江戸時代中期が舞台で、智子内親王後桜町天皇)、田沼意次などが活躍するストーリー。
大佛次郎賞受賞作とのことだが、読み易い時代小説だった。
登場人物が「国防」「通信」「司法」「銀行」などといった現代用語を使っているのが面白い。