少し以前ですが、7月21日(土)のレポです。
短時間でしたが、自宅近くの金龍寺を散策しました。
ミントの街ある記(その22)
位置図
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ここには貝原益軒(かいばらえきけん、1630-1714)の墓と像があります。
貝原益軒は福岡藩の儒学者ですが、儒学にとどまらず
医学・地理・歴史などの分野においても、数多くの著作をしています。
『養生訓』『大和本草』『筑前国続風土記』などが代表作です。
のちにシーボルトは益軒のことを、『東洋のアリストテレス』と呼んで讃えました。
アリストテレスは、古代ギリシャの有名な哲学者ですが、博物学者でもありました。
益軒は決して頭が固い大学者ではありませんでした。
詩歌管弦を好む風流人でしたし
飢饉の時には農民に米・麦を貸し与えるなど、優しい人柄でもあったようです。
[平成23年の記録]
http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20111231
[平成22年の記録]
http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20111230