耶馬溪サイクリングと渓石園、伐株山〔第533歩〕


11月8・9日は耶馬溪に行きました。
今回はいつもの山歩きとはちょっと違います。
なんとサイクリングが目的でした。
クロさん、(初登場の)こんちゃん、ミントの3名。


2014年11月8日(土)、耶馬溪サイクリング、曇り


ミントは中津市のHPで
メイプル耶馬サイクリングロードのことを知った。


中津市のHPより抜粋ー

 メイプル耶馬サイクリングロードは、耶馬溪鉄道廃線跡を利用した自転車道で、
1982年(昭和57年)に整備されました。鉄道跡を利用しているため、
勾配も緩やかで初心者にもお勧めのサイクリングコースです。
 県道臼木沖代線(うすきおきだいせん)から山国町守実(やまくにまちもりざね)
までの約35キロメートルの「一般県道中津山国自転車道」で、うち本耶馬渓から
山国までの約22キロメートルが、山国川を沿うように走る自転車専用道路となっています。
 紅葉のきれいな耶馬溪菊池寛の『恩讐の彼方に』でも有名な「青の洞門」など
多くの景勝地を楽しむことができ鉄道跡を利用したトンネルや鉄橋など
バリエーションに富んだサイクリングロードです。
耶馬溪鉄道の歴史
 耶馬溪鉄道は、1913年(大正2年)に開業しました。起点の中津駅から
「仏坂」(ほとけざか)、「青の洞門」、「擲筆峰」(てきひっぽう)など
山国川沿いに続く景勝地を望みながら、終点の守実温泉駅までの約36キロメートル
を結び、「耶鉄」(やてつ)の名で親しまれてきました。
 この耶鉄は、昭和10年に「名勝耶馬渓」を走る観光路線として、女性ガイドも
添乗するなど人気を集めましたが、高度成長期のマイカーブーム到来による利用客の
減少により、1975年(昭和50年)に全線廃止となりました。


地図は<HP風を感じてーメイプル耶馬サイクリングロードをポタリングー>より
借用いたしました。


日田ICで降りて
中津市耶馬溪町柿坂にある耶馬溪サイクリングターミナルへ。
ここは貸自転車の台数が多く、宿泊することもできる施設だ。


10時27分、到着。
自称気象予報士の愉快な管理人さんが迎えてくれた。


クロさんとこんちゃんは変速機付きのロード用自転車を
ミントは普通のママチャリタイプを借りた。
自転車に乗るのは10年以上ぶりかな。


10時38分、まずは山国川上流の守実をめざす。
三人とも久しぶりの自転車だったが大丈夫、
問題はなかった。


空は曇っているが爽快そのもの。
青春時代に戻った気分だ。


中高年三人組が風を切って走る♪


ゆるやかな登りなので、さほどきつくはない。
また行程のほとんどが自転車専用道路で
一般の車道を走らないので安心だ。


10kmほど走ると守実が近づく。


11時29分、守実に到着。
かかしがいたるところに展示されている。
面白い場所だ。


11時50分、「やすらぎの郷やまくに」で食事。
二人はから揚げ定食、ミントはえび天うどん。


12時09分、近くの茅葺の古民家に寄ってみた。
ここは食事処になっている。


12時30分
クロさんとこんちゃんの二人は、ハンドルの位置を高く調整しようと思い
「コアやまくに」の受付でレンチを借りたがうまくいかない。
耶馬溪サイクリングターミナルで調整してもらおう、ということになった。


12時39分、旧守実温泉駅。
サイクリングロードの終点だ。
耶馬溪サイクリングターミナルから11.5km地点。
売店のおばさんに写真を撮ってもらった。


後ろの駅名表示板によると
一つ戻った隣の駅は「うそ」です。
ホントです。


12時42分、今度は川下に向かって出発だ。


ゆるやかな下りだから楽だ。


方向が逆になるだけで風景が変わるものです。


13時18分、耶馬溪サイクリングターミナルに到着。
今度は福山雅治に似た青年が待っていた。
結局ハンドルの高さ調整は出来ないことが分かり
クロさんはサドルを下げてもらい
こんちゃんは、ミントと同じママチャリタイプに変更してもらった。


13時20分、再出発。
紅葉が目立ってきた。


13時26分、擲筆峰のあたりで小休止。


江戸時代の儒学者頼山陽」(らいさんよう)が川辺に立ち、
「あまりの美しさに描くことができないほどの景色だ」と
渕に筆を投(擲)げたという話から、名前がついた景色だそうな。
ただ今日の紅葉は今一つだなあ。


すぐ先にある鉄橋。
ここは九州一のカーブした鉄橋だそうだ。


13時38分、仙厳岩。


13時43分、ここで小雨が降りだした。
急いで雨具を装着する。
耶馬溪サイクリングターミナルから4km地点。


平田城址ののぼりがある。
ロードの左手にあるようだが、栗山大膳の生誕地だそうだ。
大膳は善助の息子で、黒田騒動の中心人物。
ここが生誕地とは知らなかった。


<ご参考まで>
http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20110527


14時13分、青の洞門をバックに。
耶馬溪サイクリングターミナルから10.5km地点。


14時22分、青の洞門。
もう雨は止んでしまった。


最後のロードだ。
耶馬溪サイクリングターミナルをめざして戻る。
方向が逆になるだけで風景が変わるものです。


15時40分、帰着。44kmの完走だ。
最後はさすがに少し疲れたが、素晴らしい体験だった。


そのあとは車で15分、「もみじの湯」に行き汗を流し


夕食はターミナルの食堂で摂った。
ほかの宿泊者は男女一組だった。


夜はそのままターミナルに宿泊です。



2014年11月9日(日)、渓石園・伐株山、雨のち曇り



2日目は雨になった。
本来は鹿嵐山(かならせやま)に登る予定だったのだがこれでは無理だ。
近くを散策してみよう。


管理人さんに見送られて、まずは渓石園(けいせきえん)へ。
ここは耶馬溪ダム湖のすぐ下にある。
平成元年頃ダムが完成したときに、同時に造園されたもののようだ。


入ってみて三人とも驚いた。


耶馬溪町


こんなりっぱな庭園があったんだなあ。


茶店の大将は、今年の紅葉は最悪です、と言ってたが


なかなかどうして


素晴らしいものである。


この2日間で


最高の紅葉だと思った。


このあと
鹿嵐山の登山口を確認するため、院内方面に車を走らせた。


その途中、奇岩を背景にパチリ。


登山口を確認。


そのあとは玖珠郡玖珠町に移動し
伐株山(きりかぶやま、686m)の山頂まで車で登ってみた。


おっ、山頂広場に人がいるぞ。


こんな場所にもカカシがいた!


遠くからだと絶対に人と見間違えるな。


山頂では霧がかかっていたが、少しだけ眺望もあった。
ここはパラグライダーの発進基地でもある。


あとは玖珠ICから福岡に戻りました。
久しぶりの自転車乗りも楽しいものでした。
クロさん、こんちゃん、2日間お疲れさまでした。


[平成25年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20131231


[平成24年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20121230


[平成23年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20111231


[平成22年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20111230


[人物伝]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20140930




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