読書感想〔第666歩〕 - ミントの山歩き日記２

読んでるジャンルがバラバラと言われました。
自分でもその通りと思います。
でも本当は歴史小説が一番好きです。

＊＊＊最近読んだ本＊＊＊

「世界最悪の鉄道旅行　ユーラシア横断２万キロ」（下川裕治、しもかわゆうじ）
　
旅行記はほとんど読まない。
ただ最近は中東のことに少し関心があったので
ユーラシアという文言が気になって読んでみた。
この著者は数多くの旅行記を出しているらしい。
ユーラシア大陸東端の駅、ソヴィエツカヤ・カヴァニからスペインのカスカイスまで
約2万キロ、鉄道の旅である。
2010年、トラブル続きの旅は読んでいて興味深かった。
改めて日本の鉄道は安全性・正確性で世界一だと思った。

「クレイジーボーイズ」（楡周平、にれしゅうへい）

前半は経済小説、後半はアクション小説である。
自分としてはこの著者の経済小説が好きだが、アクション場面も
緊迫感があってぐいぐい引き込まれる。

「風の砦」（原田康子、はらだやすこ）

とにかく歴史小説を読みたかった。
この著者は初めてだが、格調のある文章だな、と感じた。
ときは幕末北海道。
蝦夷地（えぞち）、北蝦夷（きたえぞ、サハリン）の警備を命ぜられた
若き秋田藩藩士、古島香織が主人公。
友情や恋、アイヌ人との交流が描かれており雄大な物語となっている。

梅雨明けしましたね。
これから本格的に暑くなってゆくんでしょう。

日曜日は友人宅でバーベキューでした。