高千穂峰〔第495歩〕

鹿児島に出張しました。
せっかくだから鹿児島の名山に登りたいと思い、6月2日は休みを取って
高千穂峰(たかちほのみね、1574.0m)に登りました、が・・・。
ミント単独。


2014年6月2日(月)、雨、高千穂峰


ルート図(一部不正確です)


11時17分、高千穂河原に着いた時は小雨だった。
10分ほど様子を見たがすぐに止む気配はない。
行けるだけ行ってみよう、と思い
折りたたみ傘を差して登山口に向かう。


古宮跡の先にある登山口。
ここからしばらく階段歩きになる。


降りてきた人に尋ねてみた。


「この天気ですが登れますか?」


「降ったり止んだりだから大丈夫」


うーん、よく分からない。


やがて急斜面の登りとなった。
ザレ場の斜面で滑りやすく登りにくい。
おまけに雨風が強くなってきた。
傘が強風で壊れそうなので、ザックにしまい込んだ。


ヤマキリシマが両側斜面に咲いている。
岩に張り付くように咲いているが、まさしく満開だ。


ただ雨足が強まり、足元も気になるので
じっくり鑑賞するゆとりはない。


苦労して登りきると右手に御鉢の火口を見る。


先には馬ノ瀬と呼ばれる狭い道。
ゆるやかな登りになる。


雄大な眺めだ。
正面に高千穂峰が見えるのだが・・。


12時22分、いよいよ風が強くなる。
周りの登山者もいなくなった。
せっかくここまで来たが無理はやめよう。
戻ることにした。


帰りはザレ場の小石が靴の中に入る。
ここはローカットのトレッキングシューズではだめだと思った。
またスパッツも必携だろう。


13時過ぎに駐車場所に戻って食事をした。
とうとう本降りになった。


高千穂峰は登れなかったが、およその様子は分かったし
ヤマキリシマ鑑賞が出来たので良しとしよう。


☆  ☆  ☆  ☆


帰りに霧島神宮そばの立ち寄り湯に入った。
先客が一人いた。


「こんにちは、よく降りますねえ」


「こんにちは、風が強いですねえ。15mくらいありますね」


うーん、挨拶がかみ合わない。


この人はヨット乗りだった。
沖縄を4月に出発してきたとのこと。
このまま単独で日本列島を北上する予定のようだ。
今日は風向きが悪く、また強風なので鹿児島観光をしているらしい。
話を聞いていて、海の人は風に敏感なんだな、と思った。



[平成25年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20131231


[平成24年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20121230


[平成23年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20111231


[平成22年の記録]
 http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20111230



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