*ミントの読書歴その2[第97歩・晴]

読書のブログを作成していて
読書の時間が減っているかも知れません。


読書歴(その2)


中学生になると推理小説やSF、それと少し文学作品を読み始めた。


まず推理小説であるが、学校の図書館で
「八点鐘(はってんしょう)」(モーリス・ルブラン
「まだらの紐」(コナン・ドイル

などを借り出して読み夢中になった。
「八点鐘」はアルセーヌ・ルパン
「まだらの紐」はシャーロック・ホームズが活躍する作品である。
創元推理文庫
フレンチ警部 シリーズ(クロフツ
ブラウン神父 シリーズ(チェスタトン

なども読み始めた。


SFは
レンズマン シリーズ(E・E・スミス
スカイラーク シリーズ(同上)
火星 シリーズ(E・R・バローズ)

を読み始める。


またその当時、旺文社が古今東西の文学作品を刊行していた。
この「旺文社文庫」は薄緑色の箱入りで売られていたが
だんだんとこの文庫本になじむようになった。
日本の作品では
「坊ちゃん」、「吾輩は猫である」(夏目漱石
芋粥」、「蜘蛛の糸」(芥川龍之介
生れ出づる悩み」(有島武郎
野菊の墓」(伊藤左千夫

などの作品を読んだ。
いづれも有名な作品なので特別述べることはないが
吾輩は猫である」は言葉が難しく、脚注を繰り返し見ながらの読書だったのを覚えている。


外国の文芸作品はあまり読んでいないが
モンテ・クリスト伯爵」(デュマ)
は面白かった。


総じて中学校時代に読んだ本は、推理小説やSFが圧倒的に多かったと思う。
次回は印象に残った作品について個別に述べる。


この頃は中学生・高校生向け学習雑誌がありました。
中1コース、中1時代といった雑誌です。
これには付録として文庫本が付いていました。
読み易くまとまっていたので
推理小説やSF、文学作品などを読むきっかけになったと思います。
今は学習雑誌自体が無くなってしまいました。


                          その3へ続く


石谷山山頂