*岩石山[第296歩・晴]

田川郡添田町岩石山(がんじゃくさん、454m)に登りました。
初めての山です。
なお、デジカメは修理中なので、以下の写真は全て携帯で撮りました。
ミント単独。
<2012年第14回目登山、第17峰>


位置図

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ルート図(だいぶ不正確です)


10時35分、添田公園の駐車場に到着。
天気は最高だが、少し寒い。


添田公園は花見の名所らしい。大勢の人がいた。
桜ももう満開が近そうだ。


添田神社の前を左方向に進む。
10時40分、登山口から登り始める。


三の滝、二の滝。
  


一の滝は水量が少し寂しい。


鎖場を登ると、針の耳と名付けられた場所がある。
くぐり抜けて進む。


11時35分、天狗岩。振り返ると眺めが良い。
  


11時40分、本丸跡。
ここは16世紀、秋月氏が拠点としていた堅城だったが
秀吉の九州出兵で滅ぼされた山城跡だ。


11時45分、山頂には展望台があったが
木々が生い茂っており、眺望はさほどではなかった。


ここでおにぎりの食事をする。
親子連れが一組いたので、写真を撮ってもらいました。


12時00分、山頂を出発し東北方面に進む。
馬場跡をさらに進むと、国見岩や獅子岩梵字岩があった。
自然の展望台だ。
国見岩に登ってみたが、眺めは抜群だった。
  
  


八畳岩。


当初はここで引き返すつもりだった。
しかし一般的ではないようだが、さらに東北方面に続く道がある。
ガイド本をよく見てみると
このまま進んでも、車道沿いに戻れそうだと思い、
結局そのまま直進して降りることにした。


良く整備された道だ。
面白い岩が連続する場所もある。
  


車道に出合い、左折する。


12時50分、岩石トンネル入口。

500m弱の長さだ。
歩道がきちんとあるので歩きやすかった。


トンネルを抜け車道を歩き、
13時20分、駐車場所に無事戻った。
花見客はますます増えていた。


これだけ奇岩が多いので岩石山なんですね。
楽しく面白い山でした。



***最近読んだ本***


額田女王」(井上靖
古代日本の変革期を、格調高い文章で綴った作品である。
会話に較べて地の文が多く、読むのに時間がかかった。
額田女王と、中大兄皇子大海人皇子二人との係わり合いは、古来様々な説があるようだ。
この作品では、額田女王は二人に同じように惹かれながらも
心の全てを与えることが出来ない女性として描かれている。
なお個人的に中大兄皇子はあまり好きではないが、
この作品では大海人皇子と同等に評価されている気がした。