やっと北方水滸伝を読み終えました。
***最近読んだ本***
「水滸伝、全19巻」(北方謙三)
中国、北宋の時代。
政治の腐敗に怒る108人の漢(おとこ)たちが、梁山泊に集結し
国と対決する。
原典と全く異なっていて、共通するのは人名のみといってもよい。
現代の視点で組み立てなおされた全く新しい「水滸伝」である。
よくこんな小説が書けたものだと思う。
大長編でありながら著者の筆勢は最後まで衰えず
特に、18・19巻で描かれる宋国禁軍対梁山泊軍の戦いの場面は
圧倒的なスケールで読者に迫ってくる。
読んで至福の時間を過ごせた。
少しほっとした気分です。
これから宮城谷昌光の「孟嘗君」にとりかかります。
[平成26年の記録]
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[平成23年の記録]
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[平成22年の記録]
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[人物伝]
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