読書感想[第995歩]

4月になって、少し読書時間が増えました。

 

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「ローカル線で行こう!」
真保裕一、しんぽゆういち 

過疎のため乗客の減少に悩む私鉄ローカル線。

立て直すために新社長として白羽の矢が立ったのが若い女性で、

彼女は新幹線のトップ売り子(アテンダント)だった!

はたして鉄道会社は赤字体質を転換できるのか?

楽しい小説ではあるが、結構重い問題も含んでいる。

 

「南青山骨董道通り探偵社」五十嵐貴久、いがらしたかひさ 

一流自動車会社の営業職でつらい毎日を送っていた主人公。

辞めようかな、と考えていたところに、探偵にならないかと誘われる。

その見習い期間中に殺人事件が発生して・・

本格的なミステリーでもある。

 

「大名火消しケンカ十番勝負!」土橋章宏、どばしあきひろ) 

主人公は信州出身の拓蔵。

彼は自分と母を捨てた父親を殴ってやろうと江戸に出て来たのだ。

ところが父親は死んでいたことがわかり、期せずして父親と同じ

火消しになることに。

当時の江戸は「火事と喧嘩は江戸の華」と言われた場所。

拓蔵は周囲とぶつかりケンカに明け暮れながらも、

やがて父親の本当に気持ちに気づいてゆく。

ケンカの描写が迫力満点。

痛快な時代小説だ。

 

 

次回は山歩きのレポをあげましょう

 

 

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