世の中が騒々しく、
また物騒になってきましたね。
「ホワイトラビット」(伊坂幸太郎、いさかこうたろう)
誘拐に始まり籠城事件が発生。
スピード感がある展開とどんでん返し。
気を付けていても伊坂マジックにまんまとはまってしまう。
「バベル九朔」(万城目学、まきめまなぶ)
これは異世界を描いた作品?
作家を目指す主人公は、祖父の作った雑居ビルの管理人をしている。
ところがある時彼は、ひょんなことから異世界に踏みこむのだ。
雑居ビルの屋上階のはずがまだ上があり、いつまで登っても
さらに上がある。
そしてそこにいるのは死んだはずの祖父らしい。
このビルにかくされた秘密とは?
「仮面病棟」(知念実希人、ちねんみきと)
著者は現役の医者なので、医学の知識を活かした描写がされている。
病院で強盗犯の立てこもり事件が発生。人質になった医師と看護師だが
さらに殺人事件が発生して・・
最後に解明される意外な事実。面白い作品だった。
「告白」(湊かなえ、みなとかなえ)
本屋大賞受賞作。映画化もされている。
わが子を行内のプールで亡くした中学校の女性教師の告白から
物語は始まる。
そのあと語り手が次々に変わり、次々と明らかにされる事実と
衝撃のラスト。
これもまた一気に読んでしまった。
人物伝を久しぶりにアップしようかと考えています。
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